スポンサードリンク
スポンサードリンク
名前 |
大段稲荷神社 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
2.0 |
大壇古墳群を拝見するために立ち寄ったところ、群集墳の高まりの向こうに同じような高まりを見つけた。同以上になっている高まりを越えてみると、そこには稲荷神社があった。古墳の上に神社が立つのは結構あることなので、ひょっとしたら、大壇古墳群の群集墳のうちいくつかを神社を建築する小高い丘として、本殿・拝殿が設けられたのではないか、と想像を巡らす。他の大壇古墳群の群集墳でもコメントするが、いくつかの古墳・墳丘上には近世供養塔が建てられたり、中世の板碑が建立されたりしていて、古墳という認識がなくなった時代でもそれなりの信仰の対象になっていたことが垣間見られる。中世で板碑が建ったところには一定の確率で寺社が建てられているので、この稲荷神社も中世の板碑建立を経由して近世になって建てられたお社かもしれない。