古代神殿の風貌、二俣の橋で!
浜名用水取水口跡の特徴
対岸から眺めるクラシックな取水設備の美しさを楽しめます。
道路沿いに位置する不釣り合いな銅像が目を引きます。
古代神殿のような風貌が印象的で、吸い寄せられます。
近くを通りがかった際にたまたま訪れました。天竜川の水位が下がったため今は取水口の役目は終えています。ここには天竜川の治水事業に生涯を捧げた金原明善翁の像があります。天竜川流域の植林事業も彼の業績の一つで現在の天竜杉の原点となった人でもあります。
二俣に渡る橋の傍ら。三方原台地を流れる浜名用水の取水口の跡地。今はじゃがいもやキャベツが有名な三方原の農産物も、この水があるからこそ。そして天竜川の治水と植林、そして遠州の灌漑事業に生涯を費やした金原明善翁の像もあります。金原翁は天竜川の山林を運ぶための運送会社も設立、いまは東証一部上場企業となった丸運の創業者でもあります。明治時代の事業家は澁澤栄一といい、岩崎弥太郎といい、スケールの大きい人がいっぱいいたようです。
道路沿いに不釣り合いな銅像、対岸から見るとクラシックな感じの取水設備が川沿いの崖に張り付いています。かつて一帯を潤していた用水路の史跡と、功労者を顕彰しています。
名前 |
浜名用水取水口跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyoshigoto/nouchi/nochiseibi/1003374/1002163/1009203.html |
評価 |
4.6 |
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ドライブ中に見かけ、古代神殿のような風貌に吸い寄せられました!近くまで行って撮影しましたが、対岸からの方が全景もバッチリ撮れました。現在の水位からは想像出来ない位置に取水口がありますね。