山中の道標、目的地は堂へ。
名前 |
庚申堂 |
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ジャンル |
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住所 |
〒675-2445 兵庫県加西市殿原町825 殿原の御葉着イチョウ |
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評価 |
3.0 |
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山中を歩き道標に従って歩いて行くと、舗装された土地が見え始め、目的地の堂が見えてきます。説明板があり、「古今集」で有名な紀貫之によって建立・天正年間に全焼・寛文年間に一棟が再建されたとされています。土台基礎が大きめに作られているのに対し、実際の建屋が小さく見えるのは、そのため(本来は土台部全てに建物があった?)なのかと納得できます。紀貫之がこの場所と何の関係があったのかは解りませんが、律令制において木工寮頭に従事しているので、この場所に何らかの縁があったのかどうかはさておいて、自然美があふれる場所に木製の建物は建築美があふれており、さらに境内には殿原のイチョウが歴史を添えるように根を這ってます。良い場所ではあるのですが、山中にある場所なので到着するには片道30分程度の時間とハイキングによる体力を消費します。なのでお勧めは普通にしています。山中に入る際には害獣対策の柵が設けられているので解除・施錠を忘れずにしてください。