米沢藩の信仰を感じる大日堂。
諸仏町の大日如来堂の特徴
米沢藩の山岳信仰を伝える大日如来堂です。
諸仏町の鎮守として地域に根付いています。
米沢の神社・堂宮11に位置する特別な場所です。
『米沢の神社・堂宮11 -南原地区-』より諸仏町の鎮守。天長年中(9世紀初め)に吾妻山中の横川より仏像を移して祀ったとされる。慈覚大師の伝承に関わりがあり、要約すると慈覚大師が横川で仏像に似た奇岩(大日岩)を見つけ、吾妻山に寺を建立して祀ろうとしたが工事が捗らず断念した。その際の仏像を後に諸仏町に移して祀ったのが、諸仏であったという。なお、大日岩のあった場所は諸仏前ないし諸仏舞ともいわれたそう。境内には長命地蔵尊が2体と、古峰神社塔、湯殿山塔、牛馬頭、念仏塔、梵字(アーンク)塔が各1基ずつある。写真撮影月 令和2年4月。
名前 |
諸仏町の大日如来堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
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米沢藩の信仰が山岳信仰だったことを伝える大日堂です。米沢市内に数カ所しかない貴重なお堂です。日月の石灯籠に大日如来堂があります。しかも、ここはその裏にかなり古い石堂があります。平安〜鎌倉時代のものと思われます。現代まで守って残してあるのが凄いです。山形県置賜地方・米沢藩の信仰を紐解く歴史家が現れれば世界文化遺産級の史跡でしょう。状態は悪くなってますがブロックでお社を作って守られています。