久留米つつじ元祖、春の華やぎ。
坂本元蔵墓碑の特徴
妙正寺内にある坂本元蔵の墓碑は歴史的価値が高いです。
坂本元蔵は久留米つつじの元祖として知られています。
水苔を用いたツツジ育成技術の発見が評価されています。
妙正寺にあります坂本元蔵(久留米つつじ元祖)墓碑武士の家に生まれた坂本元蔵は、馬術に優れていため馬術指南役となっていたが、当時流行していたツツジに興味を持ち、試行錯誤の末、水苔の上で実生のツツジを発芽させ育てる技術を発見した。その技術の確立されたことで、品種改良が格段に進み、久留米ツツジの始祖といわれるようになった。
江戸時代後期。藩の馬廻組に属し馬術師範であった坂本元蔵は、苔蒔き法を考案し、つつじの品種改良を行なった。彼は同好の士にその方法を惜しみなく教えたために、明治までに200種類ほどのつつじが生み出された。このため久留米つつじの始祖と呼ばれる。
名前 |
坂本元蔵墓碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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春になるとあちこちで久留米つつじの開花の便りが聞かれるようになりますが、この久留米つつじを改良して作ったのが坂本元蔵です。江戸時代末期馬廻り役の元蔵は、武士の趣味としてキリシマツツジを水苔で発芽改良することで久留米つつじを作るのに成功しました。この技術は同じ武士の間で広まり明治の初めには、200種に及ぶ品種ができたといわれています。これを偲んで、立派な墓碑が造られました。