ロダンの名作、無料で鑑賞。
"カレーの市民"の特徴
オーギュスト・ロダンの代表作カレーの市民を鑑賞できる場所です。
上野国立西洋美術館で圧巻の作品を無料で楽しめます。
カレー市民は歴史的事件をモデルにした記念碑の一つです。
1884年、カレー市民はかねて懸案になっていた、同市を救った恩人、ウスターシュ・ド・サン・ピエールの記念碑建設を決定し、ロダンが指名された。ウスターシュは、中世百年戦争の時代、イギリス国王が1347年に英仏海峡を越えて同市を包囲した際、他の5人の地位の高いカレー市民と共に人質としてイギリス国王の陣営に赴き、カレー市と市民の生命を救ったのであった。年代記を読んで感動したロダンはウスターシュ1人の代わりに6人の市民がそれぞれの絶望と苦悩のうちに、市の鍵を手に、首に縄を巻いて裸足で市の門を出て行く群像を作り上げた。英雄の華々しい身振りを期待していた市当局はロダンの感動的な人間像を理解できずにこれを拒否し、カレー市で除幕式が行なわれたのは完成後7年経ってからだった。(出典: 国立西洋美術館名作選. 東京, 国立西洋美術館, 2006. cat. no. 138)(国立西洋美術館HPより)
オーギュスト・ロダンの代表作の1つです。
英仏で続いた百年戦争の際、英国軍に包囲されたカレーの降伏交渉の際の出来事をモデルとしてロダンが造った「カレーの市民」、オリジナル鋳型から製作された12像の一つで、本物と認定されています。死に直面した6人の市民の苦難を表したロダンの傑作。「考える人」ほど国内では有名ではありませんが、素晴らしい作品です。
圧巻。入って右側に地獄の門もあります。
無料で観れる。
ロダンの有名作品「カレーの市民」は、写真の通り上野国立西洋美術館(玄関先設置)、パリのロダン美術館、スタンフォード大学(キャンパス内、ばらしバージョン)で鑑賞したことがあります。展示環境は、ここ上野がベスト(無料)です。
名前 |
"カレーの市民" |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.6 |
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ロダンの名作を無料で鑑賞することができます。