中村不折の貴重コレクション。
台東区立書道博物館の特徴
中村不折の銅像やコレクションが魅力的な博物館です。
敦煌写本の世界展が観覧料無料で楽しめる、貴重な文化の場です。
甲骨文や青銅器など、歴史的な書体の展示で見応えがあります。
明治・大正・昭和初期の洋画家であり書家である中村不折の銅像がありました!
敦煌写本の世界展、観覧料無料なので立ち寄りました。何故かと言うと殷は、倭国なり最近聞かれます。漢字の起源は硬骨文字から始まると言われてます。拝観料無料なので出かけました。
昭和初期建設の本館は、雰囲気がある。展示によるかもしれないが、内部の写真撮影は限定された箇所で可能。中村不折のコレクションも興味深い。
書は始めたばかりだけど、どんな楽しみ方があるのか知りたくて訪れました。王羲之の特別展が開催されていますや、やっぱり良くわからない。なんとなくはわかるし、楽しい。この博物館には、たぶん達筆な注意書きがあちあこちらにあります。それがまた楽しい。「ありがとうございました。」の方は展示の一番最後までじっくり鑑賞しないと気が付かない場所にありました。「しれっと」以外にも複数のバージョンがあります。その辺りが都内の小学生にも門戸を開いている心意気の表れなんでしょうね。素晴らしい。
1時間半ほどで回れます。じっくり鑑賞したい時は3時間は余裕でいられます。基本館内撮影禁止です。2枚目は撮影OKゾーンから撮影しました。作品の劣化を防ぐために照明が暗めになっていたりと、書に対する管理法がしっかりしています。受付の方も優しかったです。台東区民の方は土曜日入館無料みたいです。
入館前から、写真撮影禁止の案内が…味のある文字に、さすが書道博物館!と思いました。「趙孟頫(ちょうもうふ)とその時代ー復古と伝承ー」の企画展を開催中。ポピュラーではないけど、中国書道の世界では有名らしいです。誰でもご存知な王義之の影響を受けているとか…すみません、書道は詳しくないので。文字は秀逸でした。草書、楷書、なんでもござれのマルチな才能を見られました。常設展の建物は違いました。中村不折氏が中国でコレクションした石碑や青銅器などが展示されてます。撮影は1箇所だけ場所が指定されてオッケーでした。中村不折氏は書家でもありますが、夏目漱石の吾輩は猫である、などの挿絵の画家でもあります。
甲骨文字の実物を見て、感動!文字、書の奥深さを肌で感じました。
いわゆる書道についてだけでなく、文字の歴史を学びたい人にもおすすめ。更に驚いたのは伊藤若冲の軸が展示されていたこと。僥倖だった。書道の展示というと紙に書かれたものを想像するが、石や金属に彫られた文字も楽しめる。甲骨文字の時代からはじまり、石碑・道具・仏具などとともに文字の歴史を辿ることができる。書道の博物館というより、文字文化の博物館。素人には展示内容が難解な部分も多いが、親しみやすい解説文が添えられており、理解を助けてくれる。だが解説文のジョークが一部古いので定期的にチェックしてほしい。鶯谷駅からラブホを抜けて行くのもなんだかおもしろく、向かいに正岡子規の家があって趣深かった。非常におもしろかった。閉館が早めなので、時間に余裕を持って訪れることをおすすめする。
正直展示物書に造詣が深くないと楽しめないと思いますが、注意書き(撮影禁止とか)がスゴイ楽しめました。お土産にポストカードなどがありましたが、それも売って欲しかったです。
名前 |
台東区立書道博物館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-3872-2645 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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書道には詳しくはないのですが、漢字の成り立ちが興味深いです。象形文字は、文字のような絵のような形が可愛らしく、勢いというかエネルギーを感じます。個人的には、判子が好きなので、印鑑もいろいろ楽しめて良かったです。他の方も書いていますが、注意書きが筆文字で、書体が変わっていて、ユーモアが感じられ、温かみを感じます。中庭に和風の庭園が少しあり気持ちが落ち着く空間です。施設の方の気持ちのこもった挨拶も素晴らしい。さすが書道博物館、凛とした空気感が素敵な博物館です。ぐるっとパス2024対象 施設です。