萬松院(万松院)の特徴
対馬藩主・宗家の菩提寺として名高く、歴史を感じる場所です。
美しい石灯篭が並ぶ階段を昇り、荘厳な雰囲気に包まれます。
ゴーストオブツシマのロケ地としても知られ、多くの観光客が訪れます。
ツアーで訪問。132段の石段を登れば、御霊屋。入り口に、軽量のつえがあります。ノルディック・ウォークのように両手を使えば楽チンです。
国境の島、対馬。宗さんの外交手腕、前線に立ち常に板挟みとなりながら荒波にのまれつつ逞しい、ドラマチックな歴史に乾杯!今の政治、経済、サラリーマンにもつながる知恵あり!外務省職員知ってますか?古文書に記録、知の蓄積、言語のみならず文化教育の徹底。宗家は対馬藩主。朝鮮との交易で栄えた外交のプロ。秀吉の朝鮮出兵により、事もあろうか、宗家に道案内を指示。歴史の波に呑み込まれていく。秀吉の死後、家康の世となり、ようやく戦後処理。これまでに築いた朝鮮との関係はズタボロ。関係を取り戻すため、国書の偽作までやってのける。朝鮮側が徳川政権から国書を送るように要求してくると、国書を偽造して朝鮮へ提出。江戸を訪れた朝鮮側の回答使の返書も、先に偽造した国書と辻褄が合うよう改ざん。家臣密告により、バレて裁判。柳川一件。関ヶ原でも宗家は西軍について、奥様が小西行長の娘だったし。徳川から冷遇されても然りなのに、朝鮮とのパイブ、外交スキルが重用されたのですね。対馬にとって、国交回復できるかは死活問題。日本使節団が居留する「倭館」を釜山に。使節団が将軍に国書を持ち江戸に来るとなれば随行、おもてなし。是非ガイドさんの説明を聴いてください。【あっちゃん】
対馬藩の大名家、宗一族の墓所。朝鮮国王からの銅製三具足などがけっこう手近な感じで置いてある。盗まれないかちょっと心配。墓所へはかなり石段を登るが、上がりきった一族墓所は巨大な石塔がたくさんあり壮観。これだけのものが残っていることは本当に素晴らしい。
宗家代々の菩提寺。巨大な三本杉や灯籠階段など、ゴーストオブツシマの雰囲気そのままの荘厳さ。一度は訪れるべき。
ここは忘れられない。対馬藩宗家墓所なのですが、あの階段はなんとも言えない。閑静。歴代藩主とその奥方、それぞれ2つづつ墓石が立っているのですが、あの宗義智だけは本人分ひとつしかない。涙しました。奥方だった小西マリアは関ヶ原でも有名な小西行長の娘だったため、離縁させれらたと。そのマリアは長崎で病没後、墓所からそう遠くない厳原八幡宮に祀られています。
ばんしょういん、とお呼びするようです。1615年建立の古刹で、鎌倉時代から明治初期まで対馬を支配した豪族、宗家累代の菩提寺です。この陵墓の規模は加賀の前田藩、長州の毛利藩など大藩のそれに匹敵するそうです。当時は領内で生産される米の量で大名の格付けがなされていました。米の生産がほとんどない対馬はかなり格下のはずで、このような規模の陵墓はその格式にそぐわないように思えます。ところが、宗氏が朝鮮との外交・貿易を扱っている功績から、幕府は10万石格を認めていたのです。宗家の格式は意外と高かったのですね。
対馬藩 宋家菩提寺。山門以外は焼失により再建されたものらしい。樹齢1200年の大杉、朝鮮国王から贈られた「三具足」(案外雑な展示に見受けられた)、徳川歴代将軍位牌(レプリカだったっけ?)、百雁木(ヒャクガンギ)の石段の上には一族の立派な墓地が佇んでいる。境内には「かんこ」と呼ばれる「つづみ」がある。君主に物申したい時に鳴らされるので、鳴らずに「かんこ」の上で鳥が遊ぶさま=善政・・「閑古鳥が鳴く」の語源と教えてもらい、あとで検索したけど閑古鳥の鳥の説明だった。「かんこ」説を押したい❗
日本三大墓地の一つだそうです。拝観料を払った後に上まで続く石段の風情ある階段を登ることができます。建物内には徳川家の位牌が並んでいて、格式の高さを感じられます。
◆萬松院(万松院、ばんしょういん)は、対馬藩主だった宗義成(そう・よしなり)が元和元年、父の義智(よしとも)の冥福を祈って創建した寺です。◆本堂などは火災で焼失してしまい、明治時代に再建されたものですが、安土桃山式の山門と仁王像は、焼失から免れた対馬最古の建物です。◆堂内には朝鮮国王から贈られた三具足(みつぐそく)、徳川将軍の大位牌が並んでいます。また132段の百雁木(ひゃくがんぎ)と言われる石段が続いています。この石段を登りきると、歴代藩主の墓所である御霊屋(おたまや)があります。国の指定史跡です。◆対馬観光の出発点ともなる名所ですが、手入れが行き届いているとは思えません。管理する人の数も足りているとは言い難く、維持管理に難儀をしているようです。◆江戸時代が終わり、かつての藩主たちは、東京に移住し、墓所も管理できなくなった例は、各地にあります。その中で、萬松院は往時の面影をとどめた数少ない場所です。◆過疎化が進む対馬では、年々、人口が減少する一方です。対馬市は、座して死を待つかのように、漫然と観光地として紹介するばかりです。◆手入れや景観維持は、史跡の所有者や管理者に任せるという従来のやり方では、いずれ限界が来ます。島内全域で過疎が進んでいるのですから、観光資源として「利用」するだけでなく、史跡の清掃や管理などクラウドファンティング(ネット寄附)を仕掛けるなどの努力してください。◆観光で訪れたみなさん。国境の島で、国防や外交に力を発揮した対馬藩の歴代藩主の遺徳をしのび墓前に御参りしていただければと思います。
名前 |
萬松院(万松院) |
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ジャンル |
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電話番号 |
0920-52-0984 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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歴代藩主のお墓ということで、おごそかな雰囲気があります。階段はキツイですが、上まで行くべきですね。