筑前・筑後の国境石を訪ねて。
筑後・筑前国境石の特徴
薩摩街道沿いに位置する、国境石が見どころです。
筑後・筑前の歴史を感じる、大きな石碑がふたつあります。
小郡市と筑紫野市の市境にあり、観光に最適なスポットです。
境の石が有ります。どちらかの石が、多少大きい?見てご確認ください。
薩摩街道沿いの筑後・筑前両国の境(現在の小郡市・筑紫野市の市境)には、大きな石碑がふたつ建てられています。小郡市側のものは久留米藩士である佐田修平の文字で「従是南筑後國」、筑紫野市側のものは福岡藩の書家である二川相近の文字で「従是北筑前國」と書かれています。薩摩街道は参勤交代道であったため、一般の旅人たちだけでなく、島津家や柳川の立花家と言った九州でも主だった大名たちが通過していました。そのために、単純に国境を示すだけではなく、藩のメンツをかけて見劣りしないものを建てる必要があったのだろうと推測できます。後から作った筑後側の国境石が、筑前側に比べて微妙に大きく、また綺麗にそろえた石材を使用していることからも、境界を接する大名同士の対抗意識がうかがえます。
旧薩摩街道の、国境石です。
名前 |
筑後・筑前国境石 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.kodaitaiken-ogori.jp/datum/detail.php?serial=39150 |
評価 |
4.3 |
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筑前、筑後の国境石ですね。場所は薩摩街道……現在の県道53号線沿いですね。街道沿いの国境石は当事者のメンツに関わる為見劣りしないものを造る必要性があります。実際に筑後は初代が筑前に見劣りしたためこの石碑に変えた歴史があります。尚前面道路は当時と少し違うらしく通行上の都合で少し変えているようで当初道路と平行だった国境石ですが少しズレてます。