鎌倉時代の岩船寺で心清めて。
石風呂の特徴
鎌倉時代の歴史を感じさせる石風呂には、特別な雰囲気が漂います。
岩船寺の入口に位置し、アクセスも便利な場所です。
僧侶が身を清めるためのお風呂として、重要な役割を果たしてきました。
岩船寺の入口に浴槽があります。浴槽は石製で下に排水口もあり、水が排水される構造になっていますが、今は使っていませんから苔は生えてますね。結構古い石造品で鎌倉時代の作とされています。なお、この石の浴槽が岩船寺の名前の由来になっています。「岩」の湯「船」の「寺」です。さて、この石風呂がどのように使われたかですけど、現代で言うなら「スチームサウナ」のやり方で入浴していたようです。石風呂の周りに小屋を建てて、石風呂に貯めた湯の蒸気に複数人で当たります。じゃあ石風呂にどうやって湯を貯めるかというと、別の場所で湯を沸かして流し込むか、焼けた石を石風呂の水に大胆に放り込むか…。いずれにせよ、39もの寺塔の僧侶達が使える福利厚生施設として石風呂を作れるほど、鎌倉時代の岩船寺には勢いがあったのでしょう。
鎌倉時代に作られた僧侶が身を清める為のお風呂との事です。
名前 |
石風呂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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鎌倉時代に作られたと思われているそうです。かつて、この地方で疫病が流行した際、付近の村人がここで身を清め無病息災を祈願したという伝承があるそうです。