山の中に佇む十三重塔、神秘の石。
2020.12.01 訪問民家の横を通り抜け小高い丘を登りきると、周りの木々に囲まれ薄暗い中に石の塔は聳えている。説明看板があり、そこには、「淡海公(たんかいこう)十三重塔。藤原鎌足公、二男 不比等(ふひと 淡海公)を祀る十三重の石塔で、基壇より九輪の頂まで、約4m、台石の高さ約90cm、台石に永仁6年(1298年)大工、井行光の刻銘があります。」と書かれていました。十三重塔は鎌倉時代後半のもので、正面から見ると13個の石が、厚み・間隔は均整がとれ、基壇の上にスクッと建っている。側面と裏面に回って見ると、歪な色んな形の石が・・・。正面だけを意識した石塔なのだ。この高さでよく地震に耐えてきたものだ、と感心しました。
名前 |
淡海公墓所 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.7 |
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少しわかりにくいですが、民家の横の坂を山に入っていくと十三重塔が見えます。