古来の道沿いに祀られた馬頭観世音菩薩を訪ねて。
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中藤から砂川、奈良橋から砂川へ続く古来からの道沿い祀られている。江戸時代、この辺りは桑畑や茶畑が広がる田園地帯だったので、家畜の安全を祈願して、農耕の仏である馬頭観音を祀ったのだろう。
名前 |
馬頭観世音菩薩 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
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馬頭観世音菩薩は全国各地に見られます。馬の供養や今後の安全を祈願して祀られ、馬産地や牧場、古戦場、飼育施設や競馬場などの他にも交通の多い場所の路肩に設けられたものが目立ちます。これは中世になると輸送手段として馬がよく用いられるようになると途中で病気や事故で亡くなった馬を処分した「馬捨て場」が作られるようになり、その付近に供養のために建立されるものが増えたためです。また武士や庶民が愛馬の死を惜しんで建立する例も多くあり、従って小さく簡素な像もあれば石碑に菩薩名を刻んだ物も存在しました。いずれにしても生活を共にする馬への愛情の表れだと言えるでしょう。