足利尊氏の信仰が息づく六地蔵。
六地蔵の起源は14世紀半ばで足利尊氏の信仰もあり全国に広がりました。安国寺の本尊でもありますが、庶民にとっては現世利益(十種の利益と福)を求めての素朴な信仰でした。この若松六人地蔵は地蔵盆の日に地蔵尊を巡礼する六地蔵参りの壱岐総元締として地蔵信仰のメッカであったと伝えられています。 明治、大正から太平洋戦争時代にわたって島内、地蔵信仰の中心的聖地として参拝者が昼夜を分たず徒歩でお参りしていたようです。戦後は幾分寂しくなりましたが、今なお時折の香華は後を絶ちません。 現在は鬱蒼とした森林の中に百体近くの地蔵が祀ってあり、地蔵の頭に被せられた赤い頭巾が鮮やかで印象的です。また、牛の石像も多数奉納されています。
名前 |
若松六人地蔵 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.0 |
周辺のオススメ

六地蔵の起源は14世紀半ばで足利尊氏の信仰もあり全国に広がりました。安国寺の本尊でもありますが、庶民にとっては現世利益(十種の利益と福)を求めての素朴な信仰でした。この若松六人地蔵は地蔵盆の日に地蔵尊を巡礼する六地蔵参りの壱岐総元締として地蔵信仰のメッカであったと伝えられています。明治、大正から太平洋戦争時代にわたって島内、地蔵信仰の中心的聖地として参拝者が昼夜を分たず徒歩でお参りしていたようです。戦後は幾分寂しくなりましたが、今なお時折の香華は後を絶ちません。現在は鬱蒼とした森林の中に百体近くの地蔵が祀ってあり、地蔵の頭に被せられた赤い頭巾が鮮やかで印象的です。また、牛の石像も多数奉納されています。