ステンドグラス輝く畳敷きの教会。
カトリック弘前教会の特徴
明治8年に設立された弘前基督教会の歴史ある建物です。
ステンドグラスには青森の特産品が使われ、彩り豊かです。
畳敷きの教会は珍しく、落ち着いた雰囲気で過ごせます。
明治6年(1873) に切支丹禁令が解除となって弘前にも布教が広まり、 明治8年(1875)には、「弘前基督教会」が設立された。カトリックの本格的な布教は、 明治11年(1878)函館で布教していた神父が来弘し、 民家を教会とした現在の教会堂は、 明治43年(1910)、 オージェ神父の設計を堀江佐吉の弟、 横山常吉が施工しており、木造モルタル平屋建の小規模なものだが、 優美な尖塔、 外壁左右の柱型、 軒先の尖型装飾や開口部のロマネスク半円アーチなど、ロマネスク様式を取り入れた華麗な建物である。ゴシック様式の祭壇は、 慶応2年(1866) 製作のオランダ聖トマス教会のものを譲り受けたとされ、昭和14年(1939) から祭られている。 また、 昭和 59 年(1984) には、 カナダの神父が製作した神の人間への救いの歴史が記されているステンドグラスが寄贈されている。
弘前には洋館が多いが、洋館のかたまる弘前公園(桜で有名な弘前城跡)から徒歩10分程度。隣に弘前カソリック幼稚園の立派な新しい建物の隣。教会内はステンドグラスに祭壇。信者が祈りを捧げるテーブルの下に畳が敷かれていたり、入り口上のマリアが日本画風だったり興味深い。
2022年8月平日訪問コロナ対策で中を見れない教会が多い中、こちらは見学できました。小さいながらも長年大事にされてきたのが伝わってきて、感動しました。
弘前の洋館群から少し離れていますが是非訪れたい建物です。内部が大変美しく、特にステンドグラスが素晴らしい。
弘前駅から歩いて20分弱、可愛い建物です。自由に見学出来、丁度オルガンの練習をされていて、音色に癒されました。
冬なのに自転車で巡る観光客と遭いました。
畳が敷かれ、青森の特産品がステンドグラスになっている、とても不思議できれいな教会でした⛪️✨自由に入れたのですが、夕方だったからか、誰も居らずとても贅沢な時間が過ごせました⏳数百円だけ寄付しましたが、頂戴できる冊子の中身が充実していて勉強になりました🗒こちらを訪れてから、そもそも弘前にカトリックがなぜ根付いたのか等気になって調べました✏️是非とも訪れてほしいです👼
誰も居ない空間。暫し、穏やかな時間を持つことができました。ありがとうございました。
マリア像に覆いが掛けられて見えませんでした。4月2日。
名前 |
カトリック弘前教会 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0172-33-0175 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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尖塔をもつロマネスク様式の木造モルタル造りの聖堂です。明治期の弘前を代表する棟梁・堀江佐吉の弟である横山常吉が施工しています。地元の建築家が施工した建築物です。弘前市の「趣のある建物」に指定されています。1984(昭和59)年に寄贈されたステンドグラスは、ケベック外国宣教会のカロン・ジル神父作品で、旧約・新約聖書を題材として「神の人間への救いの歴史」が描かれ、美しい彩を添えています。祭壇は、オランダのアムステルダムにある聖トマス教会から特別に譲り受けたもので、ゴシック様式です。聖堂は、ミサの時間以外は観光客のために終日解放されています。