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おくのほそ道、須賀川の段で出てくる「等躬といふ者を尋ねて四五日とどまる」という等躬のお宅の跡地。本当は等躬と芭蕉は旧知の間柄だったのに、あえて「といふ者」というあたり、おくのほそ道全般を通した、知ってる人脈も、全て投げ捨てて僧として旅しているという設定の、芭蕉のツンデレ感が味わい深い。今日では、この地もきれいに整備されていて、ちゃんと等躬の石像がある。