千五百羅漢道で出会う、迫力の宝篋印塔。
宝篋印塔(日本寺)の特徴
突然現れる大きな宝篋印塔は圧巻です。
千五百羅漢道を歩くと歴史が感じられます。
江戸蔵前からの寄進に歴史的な重みがあります。
こんな険しい山道に、突然に大きな宝篋印塔が建っていて驚きました。しかも、建立したのが大口屋治兵衛という蔵前の札差で、歌舞伎の演目にも登場する程の通人として有名な人物です。今では、一面苔生してしまって、風景の一部となっていますが、その姿はなかなかの迫力があります。
日本寺境内の羅漢エリアに建っていて、江戸蔵前の大口屋平兵衛が寄進したものと説明にありました。札差という職業の人物で幕府から旗本、御家人に支給される米の仲介を生業とした人で、江戸時代の十ハ大通の中の一人でした。吉原遊びに途方もない金使いをするお大尽で、歌舞伎など様々な芸事のパトロンでもあったそうです。
名前 |
宝篋印塔(日本寺) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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日本寺の境内を散策した際、辿り着きました鋸山日本寺敷地内にある千五百羅漢道を歩くと、背の高い宝篋印塔(ほうきょういんとう)があります。下の方は苔で覆われていて、風情があり、存在感がありました。