山梨県最大級の丸石を祀る。
七日市場の道祖神の特徴
七日市場公会堂前にある、山梨県内最大級の丸石を神体にする場所です。
周囲の歴史や文化を感じられる雰囲気が魅力として評価されています。
地元の人々に愛される、独特な神秘性を帯びた史跡です。
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山梨県下最大の丸石。
名前 |
七日市場の道祖神 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.7 |
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七日市場公会堂前の道祖神は、山梨県内では最大級の丸石をご神体とする。直径110cm、高さ95cmの安山岩自然石が安置されている。道祖神は、村境、峠などの路傍にあって外来の疫病や悪霊を防ぐ神です。後に、縁結びの神、旅行安全の神、子どもと親しい神とされ、男根形の自然石、石に文字や像を刻んだものなどがあります。 道祖神に隣接して、養蚕繁盛の神様である蚕影神の石碑が祀られています。山梨県内にある道祖神には、他ではあまり見られない特徴があります。「丸石道祖神(まるいしどうそじん)」という名の通り、多くが球体をしているのです。山梨県内には1000カ所以上の道祖神がありますが、そのうち700カ所以上が「丸石」。直径110㎝以上にもなる巨石もあれば、手のひらに乗るほどの小さな石もあります。さらに、単体で祀られているもの、大小組み合わされているもの、同じくらいの大きさのものが寄せ集められているものなど、場所によってさまざま。共通しているのは、いずれも丸い石を使っているということです。なぜその形をしているのか、いつ頃から、どんないわれがあるのかは、謎に包まれていますが、平安時末期に描かれた『信貴山縁起絵巻尼君の巻(しぎさんえんぎえまきあまぎみのまき)』には、丸い石が積まれた風景が描かれていることから、かなり古くからこのあたりに丸い石があり、信仰の対象となっていたことがわかります。