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2代目の太田雄三専務が日夜寝る間も娯楽も惜しんで、我が子のようにトラフグに愛情を注いで育てている陸上養殖場です。夏場は養殖場もかなり暑くなり、そこにはエアコンもありませんが、餌の余りが起こらないように一日に何度も細かく餌やりを行っているそうです。そのため太田専務が着替えるTシャツは一日に5枚以上にものぼるのだそうです。ひとたび有明海で赤潮が発生すれば何事も起こらないように生け簀の横に軽トラで泊まり込みで待機し、もしも病気になったトラフグがいればすぐに顕微鏡で本人自ら分析し、薬で治療します。その献身的な世話の甲斐あって、10万匹以上のトラフグが元気にすくすくと成長しています。この天草海産では日本でトップクラスに美味しいトラフグが育っています。