波照間の貴重な水、歴史を感じる井戸。
シムスケーの特徴
何百年も前に掘られた古井戸があり、水を湛えています。
波照間島の重要な水源として、地域の人々に支えられています。
小さなオタマジャクシが生息する、豊かな自然が感じられる場所です。
何百年も前に掘られた井戸なのに未だ沢山の水を湛えています。
貴重な水。カニが住んでいました。以下、記念碑の文言ですシムスケーは、旧シムス村跡の番所の側にある下り井戸式の古井戸です。水量が豊富で、水質も良好なので、昔の島人にとってかけがえのない貴重な水源となりました。大手ばつになって島じゅうの井戸が枯れ果てても、「この井戸だけはいつまでも水をたたえ、島の人々の生活を支え続けてきました。「シムスケーのお世話になる」ということが、大干ばつの代名詞になっていたほどです。この井戸には次のような由来が伝えられています。昔、波照間島が7ヶ月にも及ぶ大干ばつにみまわれたとき、アマラ牛がや前足で水を掘り当てて飲んでいるのを貝敷(かいしき)家の先祖であるペフタチパーが見つけ、村人を呼び寄せてこの場所に井戸を掘り、水不足から救われたのでした。その後、この牛を神の化身として崇拝し、牛の死後は手厚く葬り、井戸の側に牛の肝に似た「肝石(スムイシ)」を据えて拝所としています。現在、毎年の豊年祭では5集落の御嶽より供物を贈り、感謝の意を表しています。
小さなオタマジャクシがいました。ひっそりとしていますが昔は大切に使われていたのだと雰囲気で感じました。
大きな山がない波照間島だから、水は大切なものなんです。
一見すると昔の人が使っていたただの古井戸に見えますが、この井戸が無ければこの島には人が住めなかったという位、とても重要な井戸でした。サンゴで出来た島なので地面に雨水が溜まりにくく、昔の人は水で大変な苦労をされたそうです。ただ観光で波照間島に行くだけなら特に観に行く様な観光スポットではありませんが、八重山の歴史や民俗文化に興味がある人は一度は観に行く方がいい場所です。
名前 |
シムスケー |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
0980-82-6191 |
住所 |
|
評価 |
3.7 |
周辺のオススメ

隣が貯水地なので、水が溜まりやすい地形なのかと思います。