貴重な薬医門を訪ねて。
寿本寺 山門の特徴
木造一層切妻造り本瓦葺の伝統的な山門が特徴です。
扉のうち1枚がくぐり戸になった珍しい薬医門形式です。
明治維新後に久留米城の水の手御門が移築された歴史ある史跡です。
なかなか貴重な城門。他に探したらあるかも。
この寺の山門は、木造一層切妻造り本瓦葺きです。扉は二枚ありますが、一枚はくぐり戸で、3間一戸の門形式で、武家屋敷に好んで設けられる薬医門です。鬼瓦に有馬家の家紋のひとつである釘抜紋が見られ、旧久留米城の西の丸に築かれた水の手御門であると伝えられています。1871年の廃藩置県以降に移されたものと思われます。久留米城の数少ない遺構として貴重です。
久留米城の水の手御門が明治維新後この場所に移築されたといわれています。
名前 |
寿本寺 山門 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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寿本寺の山門は、木造一層、切妻造、本瓦葺で、 扉は2枚ありますが1枚はくぐり戸であり、3間1戸の門形式で、 本柱とともに後方の控柱でも屋根を支えていることから、 武家屋敷に好んで設けられた「薬医門」の分類に入ります。鬼瓦に有馬家の家紋の一つである釘抜紋がみられ、 旧久留米城の西の丸に築かれた「水の手御門」であると伝えられています。明治4年(1871年)の廃藩置県以降に本寺に移築されました。この門は、柱や扉の木割が太く、重厚な武家の建築として価値があり、 また久留米城の数少ない遺構として貴重です。