古き良き吉野の天然記念物。
妹山樹叢の特徴
・植林による人工林が多い中、吉野地方の貴重な植生を保存しています。
・古くから入山を禁じる忌み山として尊重されてきた特別な山です。
・妹山樹叢は1928年に国の天然記念物に指定された歴史ある場所です。
川を挟んで背山と対をなしている。川の方に大名持神社が鎮座しており、これにより聖域として山の手入れが禁忌となった。それが平安時代初期から定着しているため、手つかずの自然を現在にまで残している。1928年に国の天然記念物に指定。ということで吉野町の許可がない限り山には入れない。特徴的なのは分布が飛び地になっているツルマンリョウ。牧野富太郎博士も県の許可を得て採取したとか。昭和時代の終わりには当時の天皇陛下も訪れている。どこの親族とはいわないが、子どものころに妹山でかくれんぼや虫採りなどして遊び回っていたとかいう話も聞いたがはてさて…
妹山樹叢(いもやまじゅそう)1928年(昭和3年)国の天然記念物に指定された。長く人が入っていないため手つかずの自然や植物が残っている。
| 名前 |
妹山樹叢 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
090-1784-8540 |
| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
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現在の吉野地方もとい紀伊半島の殆どは植林によって人工林ですが、この妹山は古くから忌み山(入山を禁じる山)となっており、かつての吉野地方の植生を伝える山…らしいです。最古の記録では平安時代初期(貞観元年/859)以前から祀られてきた麓の大名持神社が出来た時から特別な山となったようです。一方で名称の由来は妹背山から来ており、これは、すなわち川を挟んで相対する一対の山を指し、どちらかを妹山・背山と呼んでいたことから来たものと思われます。これら妹背山は全国にあります。吉野川(紀の川)の妹背山の場合には、万葉集や古今和歌集に読まれており、また人形浄瑠璃・歌舞伎の演目のひとつ「妹背山婦女庭訓」(明和8年/1771 大坂で初演)で、その舞台として使われたこともあり、文化人にも知られた山であったようです。特に今の桜橋のある場所、架橋以前にあった桜の渡しからもよく見え、周囲の山と比べてやや突出した特徴的な山の形から、妹山が知られていたようです。なお、対岸の背山は、それほど特徴的な山ではなく民有林のため普通に植林されています。また西からやってきた場合に、この妹山から左に行けば伊勢南街道で伊勢へ、右に行けば東熊野街道で熊野へ行く道となり、古くから交通の要衝であったようです。