1863年の歴史を感じる、グラバー邸。
旧グラバー住宅の特徴
トーマス・ブレーク・グラバーが住んでいた重要文化財です。
日本最古の木造洋風建築が整備された美しい邸宅です。
高台からの絶景が楽しめるグラバー園内の見どころです。
1863年に建築された日本最古の木造洋風建築。館内スタッフの方にお願いして高杉晋作が隠れていた屋根裏部屋がある天井の下の通路迄案内して貰いました。見上げるとチラリと襖が見え、海外に密航する為にこの屋根裏部屋で身を潜めていた経緯などを考えると感慨深いものがありました。以前は梯子が立て掛けてあり、梯子を上って部屋の中を覗き込む事が出来たそうですが今は梯子が外されているので知らないと素通りしてしまいます。モダンなお部屋はもちろん、温室や見晴らしの良いお庭、全てが素敵でした。
改修されてずいぶん小綺麗になっている。グラバー邸の他にも、改修中の建物があり、全てが見られるわけでは無い。この庭園を代表する建物で眺めにマッチしているので映える。
バリアフリーに整備されていて、園内、邸内を回ることができます。特に植物園のようなテラスがキレイでした。台風の直撃も来る長崎の高台で、最古の木造洋風建築物が、よく保管されています。
高台で海が望める景色も良く、グラバーさんが羨ましい限りです。邸宅内には監視カメラなど見当たらず、大丈夫かな?と心配になりますが、エアコン等もないため、より当時が偲ばれます。
旧グラバー邸は、トーマス・ブレーク・グラバーが文久3年(1863)から住んでいた日本最古の木造洋風建築物です。貿易商だった彼は「グラバー商会」を設立し、日本再建と近代化に尽力貢献した。主に茶、特産物、武器、艦船等を取り扱い、加え造船、炭鉱、水産、鉄鋼、造幣、ビール産業の分野を開拓。明治元年(1868)には小菅町に近代式修舟場を設け、翌年には高島炭坑を開設する等、多岐に渡って手腕を発揮。また日本を発展させる為に日本人を海外へ送る斡旋もしていました。伊藤博文もその一人です。兎に角、一言でいうとグラバー氏は「凄い人」と言えるでしょう。
グラバー園を代表する日本最古の木造洋風建築。予想していたほど規模は大きくはなかったが、いまでも十分住みたいと思う造作。生憎工事中のために庭園を楽しむことはできなかった。
1863年に建てられました。日本最古の木造洋館です。
名前 |
旧グラバー住宅 |
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ジャンル |
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電話番号 |
095-822-8223 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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【国指定重要文化財】貿易商でありグラバー商会を設立したトーマス・ブレーク・グラバーが住んでいた #日本最古の木造洋風建築。文久3年(1863)築造。明治3年(1870)グラバー商会 が倒産すると住宅の権利は弟のアルフレッドに譲渡されました。アルフレッドが亡くなるとその権利は息子の倉場富三郎に移り第二次世界大戦まで住んでいました。正面玄関を設けないクローバー形の建築は、南国のバンガローをイメージさせます。住宅内にはグラバーと妻ツルの写真、犬の彫刻が施された愛用のステッキ等が展示されています。【世界遺産】『明治日本の産業革命胃酸』の構成遺産です。