静寂の山寺、十一面千手観音。
清水寺の特徴
心が安らぎ癒される静寂な山寺で、参拝客を迎えています。
六百年以上の歴史を持つ、仁聞菩薩創建の古刹です。
境内には種田山頭火の石像があり、文化的魅力が感じられます。
1981年5月15日 宇佐の文化(11号)わがふるさと文化財④より当寺は奈良朝元正天皇養老元年仁聞菩薩の創開ということになっている。本尊は菩薩一刀三礼の十一面千手千眼観世音菩薩である。この寺は筑紫西国第三番の霊場として年中巡礼者が絶えない。境内に平重盛の墓がある。豊前豊後の大守重盛はこの寺に七堂伽藍を建立し、木部、清水、黒水の三村を斎田として寄進したという。それが中世の戦乱によってすっかり荒廃していたのを豊臣秀吉の一族木下出雲守宗連の力によって再建されたのである。中津藩主小笠原氏の信仰もあつく長勝は巡遊の途火参詣して「清水寺記」を記し和歌三十一首を詠じてともに寺に附している。観音堂下の厳の間から流れ出る清泉は少量ではあるが、いかなる干天続きにも変ることなく大雨に濁ることもない。清水の村名の起こりはこれからではないかと思われる。祭礼は毎年八月九日の千日会(せんにちえ)である。千日会というのは、この夜参詣すると千日参詣したと同じご利益があるとされているからである。戦前はもちろん戦後も数年間は近郷近在の善男善女は一、二里の田舎道を埋めてお参りしたものであった安産、乳の出の観音さんとあって女性の信仰者が多く、観音堂附近や滝の近くには、白のさらし木綿に年齢を書いた祈願の布ぎれが木の枝にいくつもくくりつけてあった。そのころの千日会の賑わいは見世物としてはノゾキというものがあって竹のむちで拍子をとりながら「武夫と浪子」の物語などを演じていた。ブン回し、イカ売り、氷店、おもちゃ屋、などが並んでいた。子供の待っていたのはニッケイ売りの爺さんであった。少しどもりながら「あまくて辛いがか、か、かいがらニッケイ」と呼び寄せていた。二銭か三銭で買えたと思う。お参りの行列は日没からほんの二、三時間くらい続いて十時ごろにはもう静かになり十二時のご開帳には信仰心の厚い人たちだけがお経に参り観音さんの尊容を拝むのであった。尊像はすばらしく荘厳なもので、拝する人びとの心にしみるものがあるという。千日会のほかに毎月十七日夜十一時に扉を開いて読経があり翌日午前中まで自由に尊像を拝観できるようになっている。==============木下宗連名も清きながれの氷うちとけて滝もとかすむ春や立つらん当寺の御詠歌ふだらくの誓いも世々に深ければ清き流れに影うつすなり==============
九州西国霊場 三番札所 曹洞宗 十一面千手千眼観音菩薩。
九州西国三十三ヶ所の3番札所です。お茶とおせんべいを頂きました。
令和元年8月12日参拝九州西国霊場 第三番札所御朱印あり(墨字はスタンプ)本尊:十一面千手観音菩薩宗派:曹洞宗御詠歌:補陀洛の誓いも世々に深ければ清き流れに影映すなり養老元年(717年)、仁聞菩薩により創建されたと伝わる寺院。本尊は秘仏。毎年1月10日と8月10日に開帳される。
補陀洛山 清水寺九州西国観音霊場 3番札所。
静寂な山寺。ありがたみが感じられます。
宇佐地区の古刹🤗
九州西国霊場3番2018.11.11参拝しました。御朱印頂きました。
ふだらくの誓いも夜々に深ければ 清き流れにかげうつすなり 九州西国観音霊場3番札所。
名前 |
清水寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0978-33-1426 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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心が安らぎ癒されるお寺です。私の菩提寺です。