歴史を感じる久地円筒分水。
久地円筒分水の特徴
二ヶ領用水沿いにある、独特の円形構造物です。
昭和16年に完成した登録有形文化財です。
サイフォンの原理を利用した農業用水の設備です。
生活動線にあったのであまり興味がありませんでしたが、散歩がてら良く立ち寄るようになり、その価値や意味が分かって来ました。この施設が建設されるまでは、農業用水の分配をめぐり争いが絶えなかったそうです。そして用水の公平な分配を図るために1941年に建設され、争いは無くなりました。施設の特徴として機械を使わず、物理的に精密に分水できるように設計されています。歴史・文化的価値としては精密さと美しい円形構造から水のモニュメントと呼ばれ、土木学会選奨土木遺産(2000年)に選ばれています。
各方面へ流れる用水取水量を争うことなく用地面積に応じて分けていく当時の設備で国の有形文化財です。取水口を360度の分度器を使って分けるような仕組み。農具を手に取りとなり村に押しよせる水騒動が頻発していた時代には画期的なシステムのばす。この地域にとっても、この用水の水がどれほど貴重で、少しでも争いが少なく、納得がいく形で取水しようと努力してきたかがわかる。当時の行政、名もなき人々、ブラボーです!ニカ領用水沿いに散策すると気持ちがいいです。
二ヶ領用水の見どころの一つ。江戸時代の初め開通した二ヶ領用水。長く主に農業用水としての水の分配で争いが絶えなかった様です。明治になり文明開化を迎え、ようやく科学技術に基づき、サイフォンの原理とコンクリートを用いた土木技術により、この地域住民の納得の行く配分がなされました。皮肉にも、その後の産業構造の変化(農地から宅地)により、実用期間の方が短くなりましたが、今も地域住民に愛される施設となっています。理に適った構造物は美しい。
こちらは2025年03月13日の訪問となります。多摩川からひいた人工用水路の水を下流の各地域へ正確に分けるべく造られた設備(分水樋)だそうです。サイフォンで水を下から吹き上げ、同心円上に越流させることで用水を分配しているそうで、この方法は公平性が明らかなため、水争いの解消に役立っているとか。国登録有形文化財でもあるそうです。
懐かしさのような暖かみを感じる不思議な場所。最初写真で見た時は単に昔の設備というだけの印象で、正直、大して期待していませんでした。しかし実際行ってみると、なんとも長閑な雰囲気が◎。ポツポツといる人達が静かに思い思い過ごし、水の流れる音が心地良い。昔の分水装置。人が人の為を考え知恵を絞って造ったもの。だから人工物とはいえ込められた想い・労力・血の通った何かを感じるのかしら・・・この独特な空気の正体が分からないけど何故か居心地が良い、兎に角、不思議な場所でした。
国の登録有形文化財。川崎市多摩区から幸区を流れる二ヶ領用水の水を灌漑施設に応じた比率で区切って正確に分流する事ができます。この施設ができた当時は画期的な技術であったため、当施設は国の登録有形文化財に指定されました。
昨日たまたま走っていたら交差点のなまえが円形分水の名があり、訪れました。円形分水は知っていましたが、初めて見れて感動ものでした。(*^^*)
二ヶ領用水沿いに歩いているとこれまで見かけた堤や堰とは明らかに異質な円形の構造物があります。一見すると地味で味気のない噴水のようにも見えますが丸い水盆から放射状に水が落ちています。この構造物が二ヶ領用水を作付面積に応じて分水するための設備と知り、真っ先に政治哲学者ロールズの「公正としての正義 justice as fairness」というフレーズが頭をよぎりました。二ヶ領用水の流域の農民たちは溝口水騒動(1821)をはじめとする様々な争いの末にこの久地円筒分水にたどり着いたのでしょう。誰もが納得できる公正は難しいのかもしれません。しかしこの美しい円形が一時的であれ農民たちに納得と前進をもたらしたのは疑いのない事実であり、そこに久地円筒分水に惹かれる理由があるような気がします。
住宅地にある癒しのスポットです。円筒分水ファン界隈では聖地と呼ばれており、国の登録有形文化財にも登録されています。ひとつの農業用水路から4箇所の農地に分水するための施設。完成当時(昭和16年)水は大変貴重で入水量に対して常に同比率で分水させるため、この形状になったようです。(確かに用水路に流れる水も中央と両端では流速・流量が変わりますから、この形状を考案された方は凄いっ!!)車で行って参りましたが、住宅地で道幅が狭いので路駐はNGです。近くのコインパーキング「三井のリパーク 川崎久地1丁目駐車場(川崎市高津区久地1-4-14)20分100円・1日最大料金1,200円」を利用させていただきました。
| 名前 |
久地円筒分水 |
|---|---|
| ジャンル |
/ / |
| 電話番号 |
044-861-3144 |
| 営業時間 |
[木金土日月火水] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
|
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江戸時代、二ヶ領用水は多摩川から上河原堰及び宿河原堰の2箇所で取水されたのち、高津区久地で合流し、久地分量樋へ導かれ、そこで四つの堀(久地堀、六ヶ村堀、川崎堀、根方堀)に分水されていました😌久地分量樋は、樋(水門)によって、決められた水を分ける施設でしたが、正確な分水ができず水量をめぐる水争いが絶えませんでした🫨💧(1941)年に「久地円筒分水」が造られました。二ヶ領用水から取り入れられた水は、平瀬川の下を潜り、再び噴き上がってきた水を円筒の円周比により四つ堀に分水し、各堀へ正確に用水を供給しています😃この円筒分水の技術は、当時としては大変に優れた自然分水方式だったことから、各地で同様のものが築造されました。「久地円筒分水」は、その歴史的な重要性や、全国に広がる初期の円筒分水の事例であることから、平成10(1998)年に国の登録有形文化財に登録されています🤗