水無川を渡る赴き、茅葺き地蔵堂で心安らぐひとときを...
川原地蔵堂の特徴
宮地東小学校の北側に位置し、アクセスしやすい立地です。
水無川を隔てた向岸に茅葺き木造の建物があります。
歴史的な趣を持つ川原地蔵堂は美しい風景に囲まれています。
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名前 |
川原地蔵堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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宮地東小学校の北を流れる水無川を隔てた向岸に、茅葺き木造の川原地蔵堂がる。この堂には地蔵菩薩が安置されていて、弘法大師の作と伝えられている。桧の一木造りで右手に錫杖、左手に宝珠を持った半跏思惟像である。この地蔵菩薩は相良氏の頃は古麓にあった長福寺の地蔵菩薩であった。天台宗比叡山正覚院の末寺で、相良氏代々の祈祷所であった。小西行長のため焼かれ加藤氏支配になってから麦島城下に移して復興し、その後八代城下の細工町に転じて東光寺と改めた。この寺の住職、勢辯法印はこの川原の出身で退職後故郷川原に帰って現在地に宝珠庵を建立し、長福寺に祀っていた地蔵菩薩を貰い受けて安置した。これが川原地蔵のはじまりである。この地蔵菩薩は霊験あらたかで、長命とか、病気を治してもらいたいとか一心こめて「願」をかけると不思議にも思いが叶うといわれている。堂の横からは菩薩の霊験によって清水が湧き出し、眼や耳、一切の病に効く霊水といわれている。また安産と子授けの地蔵としても信仰され松井家の信仰も篤く、堂宇には松井家家紋「三ツ笹紋」の彫刻がある。『ふるさと宮地』より。