グリーンタフの露頭の特徴
名前 |
グリーンタフの露頭 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
島尻へ延びる海岸線の道路沿いに青い安土岩の露頭がみえる。グリーンタフ変動で中新世(2300万年前~500万年前)に形成された岩石です。この地層をアーラ岳層といい、島の南東側にあるアーラ岳一帯に広がっています。島の人はこの安土岩をオールー石(青い石)と呼び、主に島の北西に広がる宇江城岳層に産出する安土岩をクルー石(黒石)と呼んで区別しています。外見は同じで割ってみないと違いがわかりませんが、呼び名で区別されていることから、昔から理容の仕方が違っていたことがわかります。このようなグリーンタフ変動をうけた地質は、鉱床を含むことがあり、実際に銭田や儀間では金鉱があり、採掘されていました。さらに島尻には銅鉱があったと言われています。