南薫造の美、静かな鑑賞を。
安浦歴史民俗資料館(南薫造記念館)の特徴
初めてのアトリエ案内で南薫造の魅力に触れました。
トリビア的な解説で鑑賞の奥行きが深まりました。
南薫造の生家としての歴史を感じる立派な館です。
普段は通り過ぎてしまうんですが、改めて見るとコレでもか!て位に『南薫造』押し。目立つような派手な原色は景観を損ねるのでしょう、そこはサイズでアピールと見受けられますが、防災スピーカーや町内ライブカメラを余裕で据えられるデカさです。そんな事よりも、入館して、知的で親切な学芸員さんに案内、解説して頂きながら洋画家 南薫造の作品展示と生家、アトリエを拝見しました。絵心は無いのですが、企画展示が数ヶ月毎に入れ替わって違う作品が楽しめる様に工夫されてます。古民家はですね、実家がソレっぽかったのであちこちで見慣れてます。それでも庭園やアトリエを備えてるのはあまり無くて、作品中でも家族と共に描かれていて、造りにも拘りが伝わってきます。敷石のレンガに寄付した人の名前が彫ってあって、一人一人に思い入れがあるんでしょうね。余談ですが、古くて貴重な椅子をかばって、空気椅子なのは内緒^^;
静かにゆっくり鑑賞できました。近くにこられた際にはぜひ訪ねてください。
地域ゆかりの作家、南薫造を顕彰する記念館です。南の生家でもあり、南の人柄が感じられる展示施設と言えるでしょう。親友だった陶芸家、冨本憲吉の記念館は数年前に研修施設?に改装されたと聞きますが、そうしたことにならないようにするためにも、多くの方に訪れてもらいたい場所です。
日本近代洋画の巨匠、南薫造画伯の作品や様々な遺品が展示されている。母家は江戸後期の建築で、南画伯が幼少期を過ごし、また戦中から晩年を過ごした場所。数々の名作を生み出したアトリエも現存する。年数回の企画展と、毎月変わる小企画で、いつでも目新しい展示が楽しめる。
南薫造先生の没後70年展が開催されていたので、久しぶりに行ってみたー!「瀬戸内の魅力」の絵画展示と、好きな作品に投票できるイベントをやっていました。明治時代に建てられたアトリエには、先生が愛用していたガウンや画材も展示されていて、この場所で描かれていたことを、より身近に感じることができました。先生が晩年この地で描かれた絵は、まるで懐かしいシネマのよう。自分のひいおじいさんの話では、こちらの記念館の裏にある山の方でも、風景を描かれていたと聞いています。特別展示室にある「子供の眼」の一文は、心に刻んでおきたいですね。
【南薫造記念館】「安浦歴史民俗資料館」近代日本洋画家、南薫造の生家。江戸後期の建築といわれる母屋とアトリエを改修し、特別展示室と郷土の資料展示室を一般公開しています。館内は、画伯の遺作をはじめ、使用した画材、愛用の品々のほか、南家に伝わる古文書や生活用具、農具など展示されています。当時の暮らしぶりと南薫造の人柄をより深く触れることができます。(安浦ガイドブック)
昔ながらの造りの家で凄く立派でした。中に入ると絵画も展示してあり落ち着いた雰囲気でした。
南薫造の描いた瀬戸内海の絵は本当に美しかったです。スタッフのかたが説明もしてくださって詳しく知ることができました。軍の機密に触れるため描けなかった瀬戸内海を、戦後にたくさん描いたというお話は胸に刺さりました。
大変良かったです。画家ですが、家屋やいろんな古いものがたくさん見れて大人150円。文化財として後世に残して行ってほしいですね。近すぎて行ってなかったのですが、もっと早く行っておけばと思いました。
名前 |
安浦歴史民俗資料館(南薫造記念館) |
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ジャンル |
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電話番号 |
0823-84-6421 |
住所 |
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HP |
https://www.city.kure.lg.jp/soshiki/106/yasuurarekisiminzoku.html |
評価 |
4.3 |
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初めて😊画家のアトリエを特別に案内してもらいました😊私は、絵画鑑賞がとても好きで、美術館や博物館巡りをしてきましたが 案内してくださいました方がとても親切でトリビア的な解説も鑑賞の奥行きを深くしてくれました。妻も良かった!と喜んでました😊駐車場は二カ所ありましたが、合わせて10台?かな😊でも近くにあるので、便利😊