熊本地震の凄さを体感しよう!
熊本地震震災ミュージアムKIOKUの特徴
熊本地震の実際の被害を目の当たりにできる貴重な施設です。
地元ボランティアが熊本弁で熱心にガイドしてくれます。
自然災害と向き合うための学びが得られる場所です。
熊本地震の事を詳しくは学べます。映像による説明や男性スタッフの方の説明等も詳しくして頂けます。大学の校内の活断層がはしった跡地も確認する事ができます。埋もれていた車の展示もあります。地震大国日本です。他人事ではありませんので、ロビン像見てからでも立ち寄って見て下さい。自然の脅威の前に人は為す術はありませんが、日頃の防災対策等大事だなとつくづく思いました。
熊本地震から9年。震災遺構ということで訪問しました。震災の記憶を未来に伝える意義はわかりますが、あえて辛口の意見を書かせていただきます。1 有料ゾーンと無料ゾーンに分ける事の非効率さ。有料展示室が無料ゾーンの途中にあるため、各部屋ごとにスタッフを配置しなければ料金を払ったかどうかチェックできない。労働人口が不足する昨今、このスタイルで存続できるのか不明。2 展示内容が通り一遍で臨場感を感じられない。被災した証拠の遺物が綺麗な部屋にただ並べられただけでは自分ごとに受け取るのは難しい。映像だけでなく揺れを体感できるコーナーなど、有料ならもっと実際に役立つものが欲しい。被災された方々の声や実感をもっと身近に受け止められるような展示の工夫も求めます。当時の避難所を再現しても良いと思います。小綺麗にしすぎです。3 被災した大学の建物は外から覗くだけで被害のインパクトが薄い。場所は違っても震災で亡くなられた方々がいるのに慰霊碑もない。もっと訪れた人の心を揺さぶらなければ震災遺構としての役割は果たせないのではないでしょうか。ワンピースファンが写真を撮りに来るだけで終わるのでは、意味ないよ。素晴らしいロケーションにデザイン性のある建物。無料スペースにはカフェも無く飲食不可。お洒落なだけで何が目的なのか分からないミュージアム。もっと有効活用されることを願います。
阿蘇の雄大な景色と直下型地震の恐さを体感できる場所です。絶対に一度は訪れた方がいい施設です。大地震の爪痕をこんなにも後世に残してくれている場所は他にありません。阿蘇の成り立ちについてもガイドの方が詳しく教えてくれました。阿蘇山って山はないんだって初めて知りました。
熊本地震のこと、地震のこと、自然災害のこと、自然災害に如何に備えるか、自然災害と如何に向き合うか、自然災害から如何に復興するか、熊本地震の被害を受けても人々はなぜ熊本に住み続けるのか、熊本が如何に魅力的な所かを知ることが出来る場所。ゆっくりと時間をかけて訪れて下さい。
風光明媚な場所に建つ素晴らしい大学のキャンパスが大自然(地震)のエネルギーにより被災した現実を見学できる数少ない場所です、建物の中央に入った亀裂の凄さに言葉がありませんが、むき出しになった柱にしっかり入った鉄筋が倒壊を防いだ日本建築の素晴らしさも見られます、地表の断層も屋根付きで保存されています、校舎は大学が移転した為現在解体作業をしています、小学校の修学旅行生徒が次々に訪れ地震の恐さを学んでいました、震災時地元の皆さんを応援した有名作家の像が癒してくれます、案内の地元ボランティアの方が熊本弁で熱く語ってくれます、2023/11/13研修。
2023年11月25日に訪れました。展示物を見て、とても衝撃的でした。地震の恐ろしさを再認識すると共に展示物を説明してくれるガイドさんが説明して下さった事もあり詳しく知る事が出来ました。あと駐車場の係員の方が私から見て良い方で駐車場所を案内してくれただけでなく、出発し駐車場を出る観光バスに向かって両手を振って見送ってる姿を見て嬉しく感じました。
あさイチ番に行ったおかげか空いていました。地元の方が添乗してくださりいろいろ説明が聞けて良かったです。お土産物が少なくてもったいない気がするので地元のお野菜や果物、お惣菜なんかも売ってはどうかと思います。ロビンちゃんは可愛いかったです。
ロビン像目当てでここに来ましたが、ロビン像ではなく震災の遺構に釘付けでした。傾いた建物、一瞬で大地を割いた断層、当時のままの机やイス。日常の大学生活を一瞬で崩壊させた熊本地震の凄まじさを感じることができました。阿蘇に来たら、絶対訪れるべき場所だと感じました。
同世代の建築家の作品なので、コンペの段階から楽しみにしてました。訪れた日は生憎の雨でしたが、たまたま到着前後で晴れ間が出てきたため外観含め撮影ができてよかったです。展示内容については複数拠点で地震の記憶を留めるというコンセプトなので仕方ないですが、大規模災害展示のインパクトとしては、有明海を挟んだ島原にある”がまだすドームの方が、近隣にある数軒の家が火砕流で埋もれたままに保存されたエリア含めて、自分自身が小学生だった当時の状況がまざまざと蘇ってくる感じがすごかったです。こちらも、もともとは東海大学のキャンパス内にあるので、背後の山田守設計の校舎含めて被災時の建物、断層が保存してあるのですが、実物たけではなく、3Dモデルで被災建物内部が見学できるような展示があってもよかったかもしれません。建築自体としては木部が外部に露出させてあるのですが、どのように腐朽対策されているのか?など色々気になったので、改めて専門誌など読んでみたくなりました。前半の感想とは多少バッティングしますが、自然の厳しさに対峙するような大規模施設であるよりかは、おおらかさに寄り添ったような小規模ながらのびやかな建築でよかったです。
名前 |
熊本地震震災ミュージアムKIOKU |
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ジャンル |
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電話番号 |
0967-65-8065 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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平成28年(2016年)4月に発生した熊本地震。その記憶を未来に遺し学ぶ、回廊型フィールドミュージアムに中核施設です。震災遺物の展示や当時を振り返るシアター、震災遺構などがあり、熊本地震の被災の様子やその発生メカニズム、そして防災について学び、人と自然との共生のあり方について考えることができます。建物は、流れるような平屋の屋根を、敷地を横切るようにかけてあります。建物の中にいても外にいても、敷地外の遺構や阿蘇の風景を印象的に感じられるようデザインしたといいます。敷地の最上部には、旧東海大学阿蘇校舎1号館が遺構として保存されています。昭和48年(1973年)に竣工され、長く東海大生の学び舎として活躍したこの校舎は、断層が直下にありながらも倒壊せず、校舎のすぐ横には表出した大きな断層がそのまま残されています。美しい自然の景色を見ながら、その自然が持つ強大な力を考えさせられる時間でした。