チブサン古墳の壁画を体感!
チブサン古墳の壁画のレプリカが展示されています。また、チブサン古墳から出土した石人のレプリカも展示されています。ガラス越しから見る古墳の壁画はやはりはっきりはしていません。レプリカを見て壁画を記憶して見ると実際の見学の助けになります。チブサン古墳 山鹿市この古墳は、山鹿市を流れる菊池川支流の岩野川右岸、標高約45メートルの平小城台地の東端に位置しています。周辺には装飾古墳(上流に城横穴群、付城横穴群、馬塚古墳)が多く分布する地域です。この古墳は6世紀初めの古墳時代に築造された前方後円墳です。全長約45m、後円部の直径23m、高さ7mです。割り石を積み上げて作られた石室は羨道から奥室まで約6m、前室は1.9mの方形、後室は奥行き、幅とも3.6mの隅丸方形です。後室の奥壁沿いに長さ2.3m、奥行き0.9m、高さ1.4mの寄せ棟造りの家形石棺が置かれています。古くから開口し、出土品は不明です。事前調査で円筒埴輪、形象埴輪が出土しています。前方部と後円部の境に石人が立っていました。 現在、東京国立博物館に所蔵されています。1922年(大正11年)10月12日に国の史跡に指定されています。現在、県立風土記の丘の中心遺跡となっています。石屋形石棺の内壁と屋根の軒部前面に装飾文が描かれています。内側石の上段に白の円文7個、下段に冠をつけ両手、両足を広げた人物像とその右に三角文を白色で、その他は赤色が塗装されています。正面の側石に三角文・菱形文を主体に正面中央に円文を描き、赤・白・青の三色で塗り分けています。特に、中央に描かれている装飾の紋様が女性の乳房に似ていることから、「乳の神様」(別称)として古くから崇められていました。そして「乳房さん」が訛って今の古墳の名になったとも言われています。保存状態がとても良好で、熊本はもとより日本の装飾古墳を代表する古墳の一つとされます。
名前 |
チブサン古墳野外展示広場 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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今回はタイミングが合わず、内部見学は出来ませんでした。次回はぜひ見学したいと思います。以下引用させて頂きました。所在地:山鹿市城字西福寺指定日:大正11年10月12日(国史跡)墳 形:前方後円墳説 明:古墳時代後期(6世紀)頃に造られた装飾古墳チブサン古墳は、古墳時代後期(6世紀)に造られたお墓です。古墳は前方後円墳で、その後円部の内部に割り石を積み上げて作られた部屋(石室-せきしつ)が造られています。その石室の奥に石の棺おけ(石棺-せっかん)が置かれてあります。石棺の壁には赤、白、黒の三色で、丸や三角、菱形などの図が描かれていています。正面の二つ並んだ円が女性の乳房に見えることから「チブサン」という名がついたと言われています。保存状態がとても良好で、熊本はもとより日本の装飾古墳を代表する古墳の一つとされます。チブサン古墳内部見学について当面の間、土・日曜・祝日 10時と14時 各10名と制限させていただきます。ご見学を希望される場合は、事前に山鹿市立博物館へ予約し、見学時間10分前までに博物館へ見学料をお支払いください。