美しき煙突の下で、静かなひととき。
古陶星野焼展示館の特徴
美しい設計が施された星野焼展示館、細部まで楽しめる造りです。
釉薬が垂れた三つ耳茶壺など、魅力的な焼き物が展示されています。
中央の穴から青空を見上げ、開放的な雰囲気の中でリラックスできます。
建物そのものが美しく、細部までよく考えられた設計になってます。湧き水の流れゆく音にも趣きがあります。
展示館の方から建物の説明をしていただけます。建物の真ん中が空いているので、行った季節や天気でいろんな表情があるようです。雪が積もった写真もありました。
この施設の中央は、すっぽり穴が開いておりますが!雨・雪でも大丈夫!何故なら、床が杉の木々なんです!これぞ、先人の知恵。杉は、水を吸います。
こじんまりして、なかなかでした。展示館の人の説明も丁寧でわかりやすかったです。ただ、内容的には、もうちょっと入館料が安かったら良いと思います。
釉薬の肩まで垂れた三つ耳茶壺や四つ耳茶壺、あじのある水瓶、茶呑みなどが展示してあります。JAF割りあります。
ある意味、開放的すぎる建物の構造的特徴により、四季、天候を問わず楽しめます。中央の湧水が湧いている水面に雨が振り込みさざ波が見られるのも美しいです。中央を支える大きな4本の一本杉、床も年輪が見えるように配置されたもの、引き詰められたものの2種類の杉のタイル張りが特徴です。村長をされていた方のコレクション、酒蔵があった頃の甕など当地の歴史が分かる収蔵物です。古い窯は残っていないそうですが、地元の陶芸に取り組まれている3名の方のコレクションも展示即売されています。敷地内には遺跡もあり、近くに訪れた際には立ち寄るべき場所でしょう。
展示館としての規模は小さいです。展示品もそう多くはありません。でもここの一番の見ものはこの建物自体でしょう。煙突風の屋根には天井がありません。まさに筒抜け状態です。ですから建物内なのに雨も雪も降ります。その真下にある池みたいな水溜まりからは天然の湧水が出ていて、静かな館内に水の流れる音がします。入館料は大人200円と激安です。隣に珍しい古墳の、チンのウバ塚があります。こちらも必見です。
とても静かです焼き物窯をモチーフにした建物その中央は煙突を模した造り見上げると青空真下には浅い10畳ほどの池水面に映る雲を眺めて時間を忘れます。
名前 |
古陶星野焼展示館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0943-52-3077 |
住所 |
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評価 |
4.1 |
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平日は訪れる人が少ないみたいで、その日は館の方からひとつづつ丁寧に説明して頂きました。