住宅地に眠る久我庄の歴史。
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住宅地の中にある石碑だけのもので、見つけるのに苦労しました。
名前 |
久我大臣之墓(久我家墓所御墓山・源通親墓所) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.9 |
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当地には院政期頃村上源氏久我家の荘園、久我庄が成立し、以降久我家嫡流代々の家領として相承された。『中右記』、『公卿補任』等の死亡記事により、ここ御墓山には源雅実・雅通が葬られていたとされる。(岡野友彦氏『源氏長者:武家政権の系譜』参照)ちりつもる苔の下にも桜花をしむ心やなほのこるらん権中納言通親(『千載和歌集』1155)これは源通親が亡き父雅通の墓に参り当地で詠んだ和歌である。住宅街に埋もれたこの地に今はもう桜の木は残らないが、墓碑下の苔むした地面に往時が偲ばれる。