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名前 |
鹿背山歌碑(万葉歌碑) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
令和元年、新しいバイパスが出来た際に鹿背山地区への入口カーブに建てられたものです。「鹿背の山 樹立ちを繁み朝さらず 来鳴きどよもす鶯の声(鹿脊之山 樹立牟繁三 朝不去 寸鳴響為 鸎之音)」と書いてあります。他にも古今和歌集や枕草子にも記載があります。今となっては、何故ここが歌われるほどの場所なのか不思議に思いますが、古代では特別な場所でした。鹿背山は恭仁京の入り口のひとつで、ここを越してあとは加茂の船屋を渡れば都は目の前です。古代の旅人はこの鹿背山で旅の始まりや終わりを感じたのでしょう。対岸に国道163号が走ってますが、今でも2年に一回は土砂崩れで通行止めになるほどの難所です。①南(平城京)からは鹿背山を抜けるルート、②北側(長岡京)からは神童寺を抜けるルート、③北西(紫香楽宮、大津京)からは祇園神社を抜け恭仁京に入るルートです。どれも守りやすい地形。軍事都市である恭仁京の要衝が鹿背山です。