1200mの長さを潜る!
水専用のトンネル(隧道)とはいえ、たつの市では珍しく全長1200mを超える長いトンネルです。揖保川町の河内とその周辺の地区は昔から氾濫する揖保川の水害に悩まされ、水はけも悪く、水を瀬戸内海へ抜きたいという隧道建設は悲願でした。最初は江戸時代に御津町の長者が財産を投げうってチャレンジしましたが、当時は技術力が不足しており、完成しませんでした。その後昭和19年から河内隧道の工事が始まり、戦争や災害の影響もあり昭和33年にようやく開通しました。この隧道により、水害が激減し、農作物の安定生産が可能になりました。現在はこの隧道は水量のキャパシティが足りない事と老朽化の為、1990年に新たに太く大きな瀬戸川トンネル(瀬戸川隧道)となりました。
名前 |
河内隧道竣工記念碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
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徒歩以外は入れなくなりましたね。不法投棄もあったので仕方のないことなのでしょう。