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名前 |
湯前神祠之碑と句碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
参道の鳥居右上に湯前神祠之碑、左下に俳諧堂他の句碑があります。湯前神祠之碑は明和7年(1770)富士屋石渡親由の建立。『伊豆国賀茂郡熱海温泉記』を上梓した人です。医師で国学者宮澤通魏撰文。江戸の名書家澤田東江の書。平たい花崗岩の自然石に刻してあって古屈な感じが良いです。建立の年に井上金蛾が跋文を寄せて正面摺法帖として上梓されています。天鳳勝宝元年にスクナヒコナの神が童子に憑依して温泉の功を語ったことや焼ける湯が昼夜湧くことなどが記してあります。句碑狂歌は平山梅人と俳諧堂のもので、平山梅人(1744~1801)は、江戸麹町住の俳人、三河田原藩士、広岡宗瑞門人、第一園梅人は号。俳諧堂真寿は狂歌師、常陸麻生藩士。・湯前神祠碑 伊豆州熱海湯前神祠之碑銘并序 信陽源通魏製文 武藏平隣書并篆額 明和庚寅九月 熱海石渡親由建[臥10080]・海を出て 海亦ひとつ 霧の月東都 五色墨 第一園梅人歌喉庵 梅賀建之[臥10082]・空に降 出湯も浴る 納涼哉 俳諧堂安政丙辰冬初八日門人 含咲齋花岳 皓然居星稀補助 二樂亭三羊[臥10081]