心揺さぶる神仏習合の寺。
恩徳寺の特徴
中国薬師霊場第8番の立派な内装と天井の絵が美しいお寺です。
本堂背面の扉から急な階段を登ると社があり、神仏合祀の独特な構造があります。
備中国一宮吉備津神社本殿と同様の造りで神仏習合の深さを感じられます。
天井の絵が綺麗でした。
中国薬師霊場 第8番。
友の導きで心まっしぐらにお参りさせて頂きました。場所が分からずにオロオロした私。お住職様がわざわざが出迎えて下さった事感動いたしました。荒れる心乱れ凍てつく心がご本尊様に吸い込まれる如帰途についた時は不思議な程に穏やかでした感謝ありがとうございました。
こちらのお寺で面白いのは、備中国一宮の「吉備津神社」本殿と同じように、本堂の背面に扉があることで、そこから急な階段が延びていて、その先に社があることです。これが恩徳寺の参道入口に立つ、石鳥居の神額にある「竪巌尊」、即ち「竪巌最上稲荷」です(本堂下には「堅」の字を紋にした鬼瓦が)。もとは、当寺の北西、約500mのところにありました。今も元の場所には「立石」が残っています。調べた方によると、「竪巌」というのは難しい文字ですが、『竪=立て(る)・縦。巌=岩』なので、立岩(石)と同じになるそうです。しかし、岩をなぜ稲荷としたのか、岩のある場所に稲荷を勧請したのか、勧請した場所に岩を立てたのか、は不明とのこと。創建時期は元禄元年(1688年)、「伏見稲荷大社」の神宮寺であった「愛染寺」(東寺末)から勧請されたらしく、したがって、稲荷といっても荼枳尼天(ダキニ)と習合した神です(恩徳寺本堂に「竪巌最上荼吉尼天」の額が掛けてある。)。現世利益の神様とあって、江戸時代には大変流行ったらしいのですが、明治に入ると、神仏分離令によって現在地に移されたそうです。また、本堂の鬼瓦には池田家の家紋がありますが、この寺は特別だったので、池田家の家紋の上に、寺の紋が入った瓦を置くことを許されています。各社に至るまで施された彫刻は見事であり、「特別だった」というのも頷けます。こちらも必見。
立派なお寺です。
静かで良い雰囲気でした。
神仏合祀で魂が揺さぶられます❗️
素晴らしい内装!
神仏習合のお寺です。本堂の真後ろ一段上がった所ににお稲荷のお社があります。道の鳥居、山門、本堂、稲荷社と真東向きに一直線に並んでいて面白い!
名前 |
恩徳寺 |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
086-272-4843 |
住所 |
|
評価 |
3.7 |
周辺のオススメ

自宅の近くに、素晴らしいお寺があって、有難い事だと思います。