千葉の百名城、佐倉城を巡る旅。
佐倉城跡の特徴
千葉県唯一の百名城で、歴史を感じるお城です。
土井利勝によって築かれた近世城郭の魅力があります。
戦国時代の堅牢な城の面影が残る土塁や空堀があります。
千葉県唯一の百名城「佐倉城址」。偶然本日は毎年恒例らしい「にわのわ」イベントの日でした。せっかく来たのに…と帰ろうとしたら散歩目的の人は入れます!とのこと。ありがたやま!
佐倉城は、戦国時代中頃に築いた中世城郭を原型として、江戸時代初期に佐倉の領主となった土井利勝によって築かれた近世城郭で、日本100名城の一つになっています。北に印旛沼、西と南に川が流れる低地に、西向きに突き出した標高30m前後の台地先端に位置しています。このような地勢を巧みに利用し、水堀、空堀、土塁を築いて守りを固め、東につながる台地上に武家屋敷と町屋を配して、城下町としました。現在は、これらの遺構を残しつつ、佐倉城址公園として整備されています。印象的だったのは、佐倉城の本丸御殿を徳川家康が休憩に利用したことがあり、その後の歴代の城主たちが遠慮して使用しなくなったため、二の丸御殿が主要な居住・勤務場所として使われるようになったということが、公園内の説明板に書いてあったことです。そのためか、二の丸はとても広かったです。本丸御殿があった曲輪は土塁に囲まれ、その周りを深い空堀が囲んでいます。空堀の下は草木が生い茂っていて歩けるようにはなっていませんが、標高が30mもある台地なので、土塁の上から見た空堀は深くてとても迫力があります。中世城郭としてとても素晴らしいと思った「本佐倉城跡」に行った後に、「佐倉城跡」に来たので、公園として整備されている「佐倉城跡」はあまり期待していなかったのですが、素晴らしい遺構が残っていて、期待外れに良かったという印象です。
佐倉城は、江戸時代初期に江戸幕府の重臣・土井利勝によって築かれた平山城で、房総地域の要衝に位置していました。堀と土塁を巧みに用いた構造で、石垣をほとんど使わず自然の地形を活かして築かれた「土の城」の代表です。幕末には堀田正睦が藩主を務め、開国論を唱えた佐倉藩の政治的役割も大きかったことで知られます。現在は「佐倉城址公園」として整備されており、城の遺構である空堀や土塁、本丸跡などが残されています。園内には国立歴史民俗博物館もあり、歴史教育・観光の拠点となっています。日本100名城にも選定。
築城途中だった千葉氏の城を徳川家重臣の土井利勝が再築城した関東の名城です。明治期に入り陸軍が入ったり建物の老朽化により建物遺構はありませんが、本丸周りの土塁や空堀、見てるだけで涎を垂らしそうな南出丸、見事な復元により姿を現した馬出が特徴的です。特に本丸、二の丸間の空堀は奈落そのもので、藪で下には降りれませんが土塁空堀好きにはたまらない遺構でしょう。辺りにはひよどり坂等の名物坂が多く、武家屋敷が並び散歩にも適しており駐車場は無料という財布にも健康にも良い城跡となっております。ワンちゃん連れや散歩の方が多く、遺構の保存状態の良い城好きでも楽しめる市民の憩いの場です♪
広い原っぱでした。
名前 |
佐倉城跡 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
HP |
https://www.city.sakura.lg.jp/soshiki/koenryokuchika/3/13/4609.html |
評価 |
4.2 |
周辺のオススメ

土塁や空堀付近を歩くと、なかなか堅牢な城であったことを実感できますご近所の国立歴史民俗博物館(入館料600円)もオススメ。