玉川上水のふせこし探訪。
玉川上水ふせこしの特徴
春には桜並木越しに西武線の通過を楽しめます。
目の前で川の立体交差を見学できる貴重なスポットです。
玉川上水が残堀川の下を流れている興味深い仕組みです。
懸樋ではなくて玉川上水を川の下に通している(ふせこし)のですね。サイホン工法。知りませんでした。
ふせこしの案内板を見ていると、昔は多摩川上水と残堀川はこの場所で混ざっていたそうですが、明治時代に残堀川の水質が悪化したのを期に上下にクロスする形で分離。当時は多摩川上水の下を残堀川が通っていたそうですが、残堀川の洪水対策に併せ、今度は残堀川の下を多摩川上水が通る形に作りかえたそうです。
春は桜並木の向こうに通過する西武線を見ることができます。
身近に川の立体交差を見学できます。
玉川上水と残堀川が交差しています。最高の桜の撮影スポットです。
玉川上水が残堀川で無くなってると思ったら、川の下を通してるとのこと。不思議な所です。
案内板を見てみると、明治時代から汚れ始めた残堀川を合流させないために交差さてたのだそうだ。公害や環境汚染というと昭和なイメージがあるのだが、明治から水質汚染対策をやっていたということになる。まぁ、自分たちの口に入る水のことだったから動きが素早かったということもあるのかもしれないが(笑)豊富な水量を誇る玉川上水がちょろちょと流れる残堀川の下を避けて通るのを見て一瞬違和感を覚えたが、サイホンの原理を利用する都合上、水量一定な玉川上水を管に流したほうがいいわけだ。なるほどね。
玉川上水の『ふせこし』?川をの底の下を上水が通り抜ける?不思議光景が見れます。
名前 |
玉川上水ふせこし |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.9 |
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玉川上水と残堀川の交差地点。川が交差しているとは凄い絵面なのでは?と期待していたけど、水量の豊富な玉川上水は水量の枯渇した残堀川の下を通っているらしく、単に水量の少ない川っぽい何かがあるだけだった。沿道は桜があるので、そういう季節には良いのかも知れない。