スポンサードリンク
スポンサードリンク
名前 |
田村家穀箱 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.7 |
福生市の登録文化財で区分は有形民俗文化財のこの建物。指定日はH5.7.20です。一瞬、もんか何か??と思わされる建物ですが、穀箱、江戸時代の飢饉用の食糧貯蔵庫とのこと。この田村家穀箱は壁の墨書を読むと、天保十一年(1840)の建築であることがわかります。内部は脱着可能な仕切り板で3室に分割できる構造となっています。江戸時代の農民生活を知る貴重な資料です。穀箱には、飢饉に備えて栗や稗を貯蔵していたそうです。多摩地域には各地にこのような建物があったそうですが今では殆ど残っていないそうです。仕切り板には光明真言や梵字なども残っているそうで当時の人々の祈りのようなものもわかるそうです。