春の狭山公園で出会う、十二段の滝。
用水場十二段滝の特徴
村山貯水池の水を管理する余水吐きは必見のスポットです。
多摩湖の堤防近くに位置する放水路は水の勢いを抑えています。
春先には狭山公園の案内に掲載される魅力的な十二段の滝です。
多摩湖の水嵩が急増した時に緊急的に水を排水する放水路です。滝のように段々になっているのは、減勢工と言って流れる水の勢いを弱めるために作られました。
村山貯水池(多摩湖)の堤防を多摩湖駅から歩くと、堤防の先、取水塔の近くにあります。多摩湖の水を流した放水路で、水の勢いがつかないように、段々になっています。経年変化で周辺にとてもよく馴染んでます。いつまでも残したいですね。
多摩湖のオーバーフロー(余り水)を宅部川に流すために作られた水路で、水の勢いを抑えるための段々です。昔はここを流れ落ちる滝を見ることができたそうですが、東京の水需要が増えてからは新規則で非常時以外は流さないそうです。
この十二段の滝、狭山公園のサイトにある「狭山公園、八国山緑地、東大和公園パンフレット(PDF・大人向け)」にはのってなかったけど、春先に狭山公園パークセンターに印刷物として配布されていた「狭山公園 おやこしぜんあそびセルフガイド みつけよう・さわってみよう(幼児向け)」には描いてあった滝。この滝に水が流れている時ってどんな時だろ?答え合わせ、できました。滝の上流、あずまやのある近くに行くと、東京都水道局の解説パネルがありました。あずまやのあるこの辺りは、解説板がいっぱいあるよ。
名前 |
用水場十二段滝 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.9 |
周辺のオススメ

村山貯水池の水がいっぱいになった時に必要な余水吐き。村山貯水池が出来る時に併せて、考えて作られたのだと思います。今の時代ならきっとコンクリートで作られてしまうので、独特な作りではないでしょうか。