歴史魅力満載、涼しき用水滝。
上島用水の特徴
江戸時代に作られた用水路が今に残る歴史的スポットです。
用水滝周辺は清涼感あふれる美しい渓流が広がっています。
近くにはブロンズ像があり、趣のある風景が楽しめます。
この滝の周りの空気はとても涼しいです。蚊がほとんどいないことに驚きました。近くに来たら、ここで休憩するといいでしょう。
用水滝を見つめる少年が凛々しい。
滝かと思って車を止めたら、先人が苦労して作った用水とのこと。いつの時代も先を見通す素晴らしい方がいるのですね。
水田開墾のため足羽川から水を下流域に引くため江戸時代に作られた用水路。発案者は越前月ケ瀬村(現福井県池田町月ヶ瀬)の庄屋の上島重兵衛( うえじま じゅうべえ)江戸時代後期の公共事業家。1760年(宝暦10年)生まれ。この場所志津原村(鯉谷口)で取水し、月ケ瀬にいたる8kmの用水路(上島用水)の開削を立案。1802年3月工事着手。約30年の大工事を経て1832年(天保3年)完成させ、月ヶ瀬村の三十余町歩の開田に貢献した。途中の「天狗壁」は難工事だったそうです。また山も開墾し杉苗5万本を植え村の林業の基礎を築いた。名は(康房)取水口前には「鯉谷滝」(別名は恋ヶ滝)と滝を見上げる少年像があります。国道417号線沿いにある為、同じ池田町の『龍双ヶ滝』よりも簡単に見ることが出来るところです。
近くに佇むブロンズ像が良い味出してます。
享和2年(1802)3月に着工。難工事で資金不足が生じたものの、天保3年(1832)に完成。立案から約40年という大事業を成し遂げた上島重兵衛に対し、鯖江藩主の間部公は、その功をねぎらい、永代帯刀を許したといわれます。上島用水は、その後、時代の進展とともにコンクリート化され、さらに大部分が暗渠化されていますが、上島重兵衛が計画し、万難を排して開削した鯉谷からの水路は現在も利用されています。
名前 |
上島用水 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/nouson/sanpomiti/sosui_d/fil/019.pdf |
評価 |
4.0 |
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三段になった滝は渓流の美。