青面金剛の庚申塔、神奈川の歴史。
庚申塔の特徴
左端の庚申供養塔は新しく、状態が良いです。
お地蔵さんと庚申塔が並んでいる一画が魅力的です。
神奈川県ならではの庚申塔や道祖神が点在しています。
こちらは2025年08月08日の訪問となります。織部八幡神社の前にある庚申塔です。庚申塔とは中国の道教に由来する庚申信仰に基づき、江戸時代を中心に全国各地に建てられた石塔です。人が寝てる時(庚申の日、という年に六度ほどある日)に天上の存在にその人の悪事をチクりにいく虫が体の中にいるので、その虫がチクりに行けないようその日は夜通しで宴会をしよう、的な。そしてそれを三年間(18回)完遂した時に建てる、的なものだったはずです。よくお地蔵さんとかと一緒に並んでるんで、ご利益があるんじゃ、とか、ここらを守ってるんじゃ、とか思われてそうですけど蓋を開ければコンプされたカラオケのスタンプカードみたいなものです(言い過ぎ)。
左端にある庚申供養塔だけ新しめで状態が良い、ただ他四体にも同じように米粒が備えられていた。
お地蔵さんと庚申塔3基が並ぶ一画。コロナが収束したことを反映してかマスクは外されたようだ。中央の庚申塔はほとんど字が読めず諦め。青面金剛が彫られたものは享保(きょうほう)とあり、1716年頃のもの。一番左の新しい庚申塔は、元禄15年(1703年)のものを、昭和60年に再建したもの。元のものはまったく残らなかったのか、完全な新築とは珍しい。
青面金剛のある庚申塔はかなり表面の崩落が進んでいるが、左面に、享保十七?子(1732年)とある。右目の文字は見当がつかない。中央の庚申塔の右面には、嘉永三庚戌年 十一月吉日(1850年)の刻みが残っている。左面には、相刕鎌倉郡 和泉村?水? 講山中とあるようだ。「?水?」は、「主水分」であると考えられる。隣接する神社公園にある鐘に、主水分氏子一同の文字が刻まれているのだ。因みにすぐ横を流れる和泉川を500mほど下ったところにある橋の名が「主水分橋」で、「もんとぶはし」と読むそうな。となれば、主水分(もんとぶ)は、この付近の地名であったと考えられる。
神奈川って、庚申塔や道祖神がやたらとありますね。
| 名前 |
庚申塔 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
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