熊野古道の歴史が息づく。
糸我王子の特徴
熊野古道紀伊路沿いに位置する歴史的なスポットです。
熊野九十九王子のひとつにあたる神社です。
雲雀山登山口近くの観光ポイントとして知られています。
稲荷大神社(糸我稲荷神社)の御朱印の右下に糸我王子社って印が押されているんですけど熊野九十九王子のひとつであるこちらのこと今は合祀されてはいるのですが再建されて現存はしているみたい宮司さんの案内がなければ見落としてしまうところだった。
保安元年(1120年)秋に白河上皇の熊野詣があり、武士の平忠盛が共についていました。糸我山を越えるときに道の傍らのヤマノイモの蔓枝に連なったムカゴを見て面白く思った上皇が忠盛に枝を折って採ってくるように命じました。忠盛は白河上皇の子供がお腹にいる女性を女房としており、その生まれた子供が男の子であった事をイモのムカゴに例えて連歌で上皇に伝えました。上皇は忠盛が育てればよいと返答したそうです。その後、男の子は元気に武士の子として育ち、武士として初めて太政大臣になりました。男の子の名前は平清盛と言いました。
熊野古道、糸我峠の入り口です。ここから山頂まで一気に上りになるので途中で何度か休憩した方が良いと思います。軽四であれば山頂まで登ることができます。僕は近くのお寺に車を止めて歩きました。
熊野古道沿い。
小さな祠があります。
雲雀山登山口の一つというより、熊野古道観光ポイントの一つと言う方が適切でしょう、そう思えばなんとなく有り難みもありますね。
熊野古道歴史資料館から歩いて約10分ぐらいです。 糸我峠はみかん畑を歩いて湯浅方面へ歩いて行きます。
名前 |
糸我王子 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.9 |
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熊野古道紀伊路で訪れました。有田地方は案内看板も充実していて素晴らしいです。