池上本門寺の海軍追悼碑。
米艦船オナイダ号乗組員追悼碑の特徴
アメリカ海軍のオナイダの乗組員を追悼する碑です。
1870年に沈没した歴史がある場所です。
池上本門寺近くに位置する静かな史跡です。
アメリカ海軍のUSSオネイダの事は知らずに通り過ぎていました。
1870年に江戸湾で遭難したアメリカ海軍艦「オナイダ」の乗組員の追悼碑です。碑文は正面が英語、右側面が日本語です。1865年まで続いていた南北戦争の名残か「北」亜米利加合衆國という表記になっています。正面は真南に面している為、風化が著しいです。碑文「一千八百七十年即チ明治三年一月二十四日江戸湾ニ於テ死亡シタル北亜米利加合衆國船オナイダ号乗組員姓名不詳ノ者ニシテ其遺骸・・・」
アメリカ海軍のUSSオネイダは1870年にイギリスの汽船ボンベイと衝突した後、日本の横浜郊外で沈没しました。残骸から多くの骨が回収され埋葬されました。このことを東京の池上寺の敷地内に碑を建て、1889年5月に船乗りの記憶の中で仏教の儀式が行われました。
名前 |
米艦船オナイダ号乗組員追悼碑 |
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ジャンル |
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住所 |
1, 1 Chome, 1丁目-1 池上 大田区 東京都 146-0082 日本 |
評価 |
4.4 |
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池上本門寺本殿そばに外国語の慰霊碑があるのにびっくり。明治3年(1870年)横須賀・観音崎沖の江戸湾で、米軍人ら115人が犠牲になった。アメリカに向けて浦賀水道を航行中にイギリス船籍と衝突し沈没。米国人のほかに、料理担当の中国人も犠牲に。横浜外国人墓地(横浜市中区)には記念碑がある。平成19年(2007年)米海軍横須賀基地(横須賀市)に『米国船オネイダ号 国際平和記念碑』が建立された。池上本門寺には身元不明者が埋葬されました。