阿南市の銅鐸出土地、弥都波能売神の魅力。
那賀川の堤防沿いに有ります駐車場は特に有りません。
名前 |
水神社 阿南下大野 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
HP |
https://library.bunmori.tokushima.jp/digital/webkiyou/31/3116.html |
評価 |
3.0 |
周辺のオススメ

【阿南市最大の銅鐸出土地】当地の水神さんのご祭神は、弥都波能売神(みづはのめのかみ)が祀られています。那賀川左岸のこの前に、昭和45年まで八貫渡しという渡し場がありました。名称は、徳川時代、水運に課税されていましたが、八貫で村民が藩から権利を買い取った伝承に由来します。那賀川は暴れ川であったので、水神さんが祀られています。この八貫より、銅鐸が出土しました。紐のみで本体は失われています。その大きさは約30センチメートルと巨大で、全体を想像して復元すると、徳島県下一級の大きさで、滋賀県出土の最大銅鐸に匹敵する物ですが、地元ではあまり知られていません。なお、このすぐ上流には、加茂宮ノ前遺跡があり、日本史上最古最大と云われる工場群が出土しております。また、三世紀、卑弥呼の時代、辰砂鉱山遺跡が存在する日本唯一の鉱山、若杉山もこのすぐ上流にあります。その銅鐸出土を示す木碑があります。(写真、石碑横にある黄色い頭の木。木柱横に出して撮影)なお、この地・大野の銅鐸は3個出土しています。