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鎌倉時代・建暦年間に莘萱(しんけん)道心大徳によって開基されたと伝わる浄土宗鎮西派の寺院。山号は八王山、院号は青衣院。本尊は阿弥陀如来、脇侍は大師像と善導大師。開基後十数年後の嘉禄年間に火災の憂き目に遭い、本尊の阿弥陀如来(恵心僧都源信作)諸共焼失した。その後、第10世住職・弁道法師が熊野参詣の際に出会った70代の老翁(九州の者と称する)から「日々痛心している如来の御影八王山阿伽井水に流入す」と聞いて帰ったところ、井戸に埋もれて存している本尊を発見、神のお告げとして歓喜し、ますます尊信を深くするようになったという(『那賀郡誌』『岩出町誌』)。境内墓地には地元の素封家で和歌山県会議員などを歴任した津村重兵衛・紀陵父子の墓所があります。