権現山中腹の神社で心の修練。
能理刀神社(西泊)の特徴
熊野系修験者山伏の修練の場所として知られています。
旧称は氏神熊野権現で歴史を感じられます。
亀卜所の伝説が息づく神秘的な雰囲気です。
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熊野系修験者山伏が修練した亀卜所であるとのこと。
旧称は氏神熊野権現。
名前 |
能理刀神社(西泊) |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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権現山の中腹にある神社です。修験道の山伏がこの一帯で修行をしていたようで、おそらく元々は熊野権現を祭っていたのかもしれません。この場合、熊野権現は素佐之男尊の化身とされるので、出雲系の神を祭っていたのかと思いました。しかし、由緒書きには天児屋根命、宇麻志麻治命、雷大臣を祭っています。天児屋根命は祝詞を読むなど神事を司る神です。中臣氏の祖とされています。宇麻志麻治命は物部氏の祖です。三韓征伐で有名な神功皇后(八幡宮の一柱)の腹心である武内宿禰に謀反の嫌疑をかけた人物です。神武天皇以前にヤマトを治めていたニキハヤヒの息子で、古代祭祀に関係がある神です。雷大臣は亀卜や祝詞を司る神で対馬ではよく見かける神様です。ここは祝詞など祭祀に関わる神を祭った神社であることがわかります。神社は高台にありますが、眺めがよく、ぜひ立ち寄りたいところです。