多賀雄神社で感じる静謐な森。
多賀雄神社の特徴
多賀雄神社は苗代盆地の森の中にあります。
昔ながらの木立の中でひっそりと鎮座しています。
静かな雰囲気に包まれた神社です。
無人ですが、広々とした神社です。駐車場が無かったため、路駐しました。
社名からして焼山の高尾神社と関係あるのかと思いましたが、主祭神が伊弉諾・伊奘冉ということなら多賀神社の系統でしょうか。本殿と祓殿について詳しく解説され、神社建築史を考える上でも大変興味深いが、宮大工の棟梁の判断で革新的な試みが出来るはずもなく、拝殿成立期の過度的な工事だったのではないかと邪推します。この入母屋造の祓殿は「平入」が正しいので、呉市のHPも含めて「妻入」と記載している箇所は早急に修正願いたく。
多賀雄神社(苗代八幡宮多賀雄神社)広島県呉市にあります。由緒について詳しい事は不明だそうです。神社に1721年の札があるので、それから整備されていったとの事です。多賀雄神社の社叢はシイ林やアカマツからなっており、呉市の文化財で天然記念物ということです。多賀雄神社は合祀しているので、様々な神を祀っています。静かで広い神社です。
【多賀雄神社】多賀雄神社は、苗代盆地の森の中に位置しています。創建時期ははっきりとしませんが、享保六年(1721)の棟札では、本殿を再建したとあり、一説では文録三年(1594)頃には存在していた記録もあるそう。その後、拝殿(現祓い殿)が延享五年(1748)、渡り殿が宝暦五年(1755)に造営されているんだと、この頃に、順次社殿が整備されていったと考えられるそう。現在の本殿及び祓い殿は、棟札によれば寛政八年(1766)の造営によるもので、この時の造営を機に、形式が一新され、本殿と拝殿(現祓い殿)が一体になったそう。御本殿(切妻片流れ造り、妻入り《普通見る御神殿の側面が正面になっている。》)の前面に入母屋造り、妻入りの拝殿(現祓い殿)を接続して一体に造り上げた独特の社殿形式は他に類を見ないことから、平成20年(2008)に呉市有形文化財に指定されています。享保6年の棟札には、棟梁[和庄村の中潮勘八安里]とあり、中潮一族は、江戸中期から幕末にかけて、呉及び近隣で活躍した宮大工の棟梁の家柄で、この社殿は中潮一族の作風を知る上でも貴重な建物だそう。(出典;呉の魅力)
静かな場所に鎮座してます。立派な綺麗な神社です。鳥居をくぐって境内まで距離があります。パワーをもらえるかも!
昔ながらの木立のなかにあります。落ち着ける。
名前 |
多賀雄神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://kurechin.web.fc2.com/photo/outing01/naeshiro/naeshiro001.html |
評価 |
4.1 |
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