ははきの響きに包まれる、神社の清らかさ。
波波伎(ははき)神社の特徴
伯耆國に位置する式内社で神秘的な雰囲気が漂う神社です。
八重事代主命を主祭神とし、信仰の深さを感じられます。
手水も可能で、境内は常に清掃されており美しい状態です。
Googleマップの案内で現地に行きましたが、入口がわからず相当クルクルしました。結果下に車を置いて、探しながら坂を上がってみると本当にあるのか?という山道を抜け神社の裏側に出ました。
素晴らしい神社です。
主祭神は、八重事代主命。八重事代主命は大国主命の御子神で、国土経営の為この地を巡られた時、この社の西方「ワタラガヒ」の地に上陸され、この地方の開拓殖産に務められました。この八重事代主命は、国土を奉献して忠誠をつくされ、献国後は皇室の護り神と成られました。国土を奉献される際、天逆手(あまのさかて)を打って槇垣(青柴垣)に籠ったのがこの波波伎神社といわれています。事代主命は時代の流れを予知する力を持っていたとされ、また、海のかなたの国からこの世に福をもたらす神「恵比寿」は、八重事代主命の神ともいわれており、この波波伎神社では、毎年1月10日に恵比寿祭が行われています。波波伎神社の社叢はスダジイの巨木が優先繁茂する照葉樹林で、昭和9年に国天然記念物に指定されています。高木の約8割はスダジイで占められており、胸高直径1.5m、高さ20mに及ぶ巨木が密集しています。また、波波伎神社境内には「福庭古墳(ふくばこふん)」という古墳時代後期の円墳があります。646年に薄葬令(はくほうれい)が出された頃の七世紀代に築造されたとみられ、鳥取県における古墳の終末段階を代表する古墳として貴重です。また、横穴式石室には、奥壁の赤色顔料を使った彩色装飾は県内でも珍しいです。
ははきという響きが優しくていい。駐車場は福庭公民館の敷地に停めさせていただきましたが、周囲のお宅も趣きがあり、スダジイの大木に圧倒されます。さすが延喜式内社ですが、鳥居が山陰にはあまり見かけない伊勢系。 稲田姫の「母来ませ母来ませ」言ったことから母来(ははき)の国、伯耆国の由来になったと言われることにも関連する神社名か?
無人ですが手水も出来、境内も綺麗に清掃されていますした。地元の氏子中か大切に守られて来た神社の様です。駐車場はありませんので要注意です。
本殿の基礎の石が波を表しているのでは、と思います。また、手水舎が八角形をしており、本殿の基礎と手水舎の形態は珍しいのではと個人的に判断しますが、珍しくない形態であれば、ご指摘をお願い致します。
磐座巡礼で訪れました。境内少し外れに横穴式石室があります。ドルメンだと私は感じています。巨木が鎮座しており 人混みもないので 非常に落ち着ける素晴らしいイヤシロチです。倉吉でも屈指のパワースポットです。
名前 |
波波伎(ははき)神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
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伯耆國の式内社のひとつです。御祭神は事代主神です。立派なお社に境内の見事な大木、狛犬も力強く、素晴らしいです。トトロのところにつながる穴を探したくなるような大きな木々は、ずっと見ていたくなります。良かったのか分かりませんが車は公民館の広場に停めさせていただきました。