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名前 |
生駒山 姥ヶ池 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.9 |
今から600年ほど前、枚岡神社の御神灯の火が次から次へと消えていくので、村人たちは妖怪変化の仕業かもしれないと恐れていた。しかしその正体を突き止めると生活に困った老婆が御神灯の油を盗み売っていたのだ。気の毒に思った村人たちは彼女を釈放した。しかし人の噂にいたたまれなくなった老婆はついにこの池に身を投じてしまう。その後、雨の夜など池面に青白い炎が現れ村人たちを困らせた.......と説明欄にある。単なる民話かもしれないがまるで本当のようである。枚岡神社の裏手にある姥ヶ池は、ときには白濁し、ときには暗緑色の水面を漂わせている。ハイカーも寄らず、ひっそりと山裾に隠れるように身を潜めている。小さな祠だけが老婆の魂を鎮めているようだ。