烏帽子形山の歴史を探る!
烏帽子山狼煙台跡(烏帽子山城)の特徴
日本一低い烏帽子形山の頂上は見晴らしが抜群です。
静岡古城研究会により発見された城の遺構があります。
東海道からの眺めが美しい烏帽子山の魅力を探訪できます。
山頂は低いが、山肌岩だらけで見晴らしは良いかなぁ。乗り出すのは危険だけど、軽く登れる事ですね。
平成十三年に静岡古城研究会の調査によって城の遺構が確認されています。同研究会発行の『静岡の城址』によると、遺構は北側(南駿河台)と東側の尾根に沿って複数の小規模な曲輪を確認することができるようです。現在の烏帽子橋からの登り口(秋葉神社の参道)はスラブ状の岩に覆われており、こちらから登城することはなかったのでしょう。兵員を駐屯させるような場所はなく、文献も発見されていないことから狼煙台のための砦だったと推定されています。山頂から二つ山砦と田中城が見下ろせることから天正七年(1529)の徳川家康による田中城攻めの際に構築されたという説が有力です。
東海道筋からみて烏帽子の形をしていることから烏帽子山と名付けられており、古城研究の踏査で山城の遺構が発見されている。その特徴的な形から東海道を歩く旅人からは良い目印になっていたようである。山頂まで登ってみれば分かるとおり志太郡一円を一望のもとに見渡すことができ、物見櫓としては最適な場所である。また駿府(静岡市)との間にある高草山との距離から考えても狼煙をあげる中継連絡地点としても絶妙な位置であると考えられる。晴れていれば遠く富士山や伊豆半島も見渡すことができる絶景である。登り口は烏帽子山南側の川沿いにあり、看板が設置されている。
名前 |
烏帽子山狼煙台跡(烏帽子山城) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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エスポット北側にある日本一低い烏帽子形山です。登山口は老人介護施設北側の道路脇に表示があります。山頂まで10分程度ですが軽い岩場がありますので、念のためスニーカーなど運動靴での登山をオススメします☺️山頂は岩場から南方面の市街地への眺望が開けていますが、柵は無いので滑落注意です。山頂近くに分岐があるので降りると、入山口と反対側の田んぼの方に出ます。